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(昨日は、盛和塾の同士の経営相談の後、博多駅前で立ち飲みコンパでした)
昨日は、友でしたが立て続けに30年前に私が工場で働いていた時の女性に私の叔父との偶然の出会いがあったと連絡がありました。

今は、75歳ぐらいだと思いますがUさんは、習字や日本舞踊の先生もされていました。昔からエネルギーの塊の様な女性で活き活きとして現場で働かれていました。そんな彼女が30年前の私を褒めてくれたのは、嬉しい限りです。

あの頃の私は、山内第3工場の生産技術担当でしたが休みが2人もいると交代要員としてラインの中で仕事をしていました。

工場内部は、最高温度1300度のトンネル窯があるので冬は、暖かいのですが夏は、地獄の様な暑さでした。それでも工場の皆さんと一緒に働けて楽しかったです。

その頃のメインの仕事は、工場の歩留まりを上げて、不良品の比率を下げる事でした。どうすればコストダウンが出来るのか毎日、毎日、考えていました。

やがて94%を超えるまでに良くなりましたが何しろ還元窯で色が変化しやすく、手づくりの様なタイルなのでこれ以上は、上がらなかったと記憶しています

結局、コストダウンの本質は、整理整頓しかない事に気付きました。そしてお互いを信頼すること〜いろんな改善をしましたがそれが出来た頃から生産性も上がりました。

他には、工場の人たちによる目安箱的な提案制度があり、私も年間で200以上のアイデアを出していました。

考えればその考える習慣が今も私の中で生きています。今は、その工場もタイル離れの世の中にあり、閉鎖。

私もその有田の工場の後、東京の銀座の営業所へ移動し、学ばせて頂きました。そんな経験が今でも役に立っています。

随所で主となれ〜鳳の社訓ですがどんな仕事をしていようがいつも主役と言うかど真剣に働いていたいですね。

本日もご安全に。