仕事というものは厳しいものです。だからこそ、部下が仕事のミスをしたときは、誰に遠慮することなく、その時、その場で叱り、教えることが大切です。真剣に仕事をする場合、後からそっと注意をするようなことでは効果がありません

ストレートに叱っても、それを部下が納得してくれるような、かねてからの人間関係があるからこそ本当にいい仕事ができるのです。そのためには日ごろから部下に愛情をもって接し、信頼関係を築いていなければなりません。

厳しく叱り、教えるということはそうした職場の雰囲気と同時に、集団全員で苦労して会社を発展させ、皆で幸福になろうというパートナーシップの考え方があるからこそできることなのです。
稲盛和夫
(バリの実りです)

厳しく叱り、教える〜君たちにも私にも大きな、とてつもなく大きな課題です。そもそもストレートに叱っても部下が信用してくれる関係でしょうか?

それは、上司の知識や知恵や勇気では、難しい事です。では、何が一番必要でしょうか?まずは、裏表のない事です。上司には、上手いことを言いながら部下には、真逆の態度などもってのほかです。

そのために私も君たち以上に人格を磨かなければなりません。部下が一番困っている事を思いやり、解決する力が必要も必要です。

そして社員全員が同じ方向を目指して歩く事が必要です。それを「ベクトルを揃える」と言います。

来週前半が雨で大変だと思いますがよろしくお願いします。