本日は、拙者の機関紙マラソンの感想を掲載いたします。鳳諸君は、欠片でも拾ってくれたら有り難いです。

さて今週も張り切って参りましょう 笑

読者の皆さんもいい一日でありますように^_^


(機関紙マラソンメンバーとのお付き合いも2年を越しました。私は、皆が大好きです)


48 9/4(日)

~ガラス張りで経営する~

社内ガラス張り… ..どこまでオープンにするのかという戸惑いがあります。例えば給与一つにしてもそうですが丸裸にする事が会社や社員にとってプラスに動くのか否か迷いがあります。

 

~繁栄を長くするために~

「危機意識に根ざした創業の精神を常に喚起する事とあふれる情熱と熱意をもってたゆまぬ努力を続けるとともに独自の経営管理の考え方とシステムを確立する事」

1、   キャッシュベース経営の原則

⇒儲かったお金がどこにあるのか常に把握する


2、   一対一の原則

⇒要諦は、「原則に徹する事」それにより不正をしない・させない


3、 筋肉質経営の原則

⇒筋肉とは、「人」「モノ」「金」「設備」 贅肉とは、「売上と利益を生み出さない余分な資産」

対策として「必要なものを必要な時必要な量だけ買う(ジャストインタイム)」

額に汗した利益に価値を置く


4、 完璧主義の原則

95%でなく常に 100%をめざす


5、 ダブルチェックの原則

複数の人間や部署が確認するシステムにより人が罪をつくることを未然に防ぐと共に、緊張感と活力に溢れた職場をつくり普遍性を根付かせる

6、 採算向上の原則

従業員全員が経営目標と達成状況を確実に把握する。そしてそのために何をしなければならないか明確に理解している。

7、 ガラス張り経営の原則

⇒社長自らが率先垂範で公明正大を貫く

「法治」と「徳治」の両立

⇒前者が性善説であり、後者が性悪説と言う事を発表のレジメに書きましたがまだ人格の出来ていない集団の内は、社内のルールで統治する。そしてそれが自然に出来るような徳治に変えていく事がどこかで必要だと思います。そしてまだまだ一つとして納得できる状態ではありません。 48号目ですが読めば読むほどまだまだ自らが出来ていない事に気づかされます。

 

 

 「王道に則った国家運営の実現を」

孫文さんのお話

「西洋の物質的文明は、科学の文明であり、武力の文明となってアジアを圧迫している。これは、「覇道」の文明であり、東洋には、それより優れた「王道」の文化がある。王道の文化の本質は、道徳・仁義である。」「あなたがた日本民族は、欧米の覇道の文化を取り入れると同時に、アジアの王道文化の本質も持っている。日本は、西洋の覇道の番犬になるのか?東洋の王道の盾になるのか?」

⇒中国に言われたくはないのですが少なくとも辛亥革命の孫文さんは、親日派で犬養毅、頭山満なども葬儀に参加するぐらいに懇意にしていました。しかし「孫子の兵法」に重きを置いて相手の殲滅に重きを置き、徳育を二番目に考え方結果が中国を覇道へと歩かせている様な気がしてなりません。

 

「人は、石垣、人は、城」人を育て美容業界の地位向上を目指す 飯田純子塾生

⇒現在、 6 90名で半分の業績ですがどれほどの美容師を育てて独立されたのでしょうか。飯田塾長が言葉使いや礼儀作法などを先に指導して仕事に誇りを持たせてこられた手法は、共感できます。「うまく髪を切り、パーマがうまいのは、当たり前で相手の心にあるイメージを具現化する事が大切」。仕事は、「顧客満足度」それは、どんな職種だろうと当たり前のことですが入れ替わりの激しい美容業界で生き残られているのは、やはり誠実に仕事をして来られたからではないでしょうか。その答えがコンクールで賞を総なめにしたに連動している気がしてなりません。そして「魚は、頭から腐る」肝に銘じます。

そして塾長の提案された会社訪問制度も素晴らしいと思います。

 

自らを磨き、社員のモチベーションを高めて、日本一の不動産屋を目指す

堀口塾生

社長は、「人はいいけど酒好きで休み、いつのまにか夢を感じなくなった。」とあります。それに疑問を感じて意見がぶつかって解雇された堀口塾生ですがそういう事を感じる方だからこそ、東京証券取引所市場第一部に上場されたのでしょう。一度は、 10人のリストラで奥様と二人になられたところからの復活は、何とも嬉しくなります。新入社員への面接でも「一人のお客様の役に立てるようになってくれ。それができたら二人の役に立てるようになろう。そうやって自分発で十人の役に立てるようになろう。人のためになる自分をつくり上げる事が人生の目的なんだ。人生の価値とは、いかに人のために役立つかなんだ」と説かれてそれに賛同する者だけで会社を作ってきた。とあります。そして様々な行事で社員との一体感を大切にされています。

   利己主義よりも利他主義で全員が立派な人間を目指し、自分を磨いて人格を高める。

②誰にも負けない努力を継続する

③毎日の創意工夫、改良改善で一日 1ミリの成長を目指す。

⇒塾長から人を惚れさせ一体化される術を学ばれてきた事を見習いたいと思います。

 相反する両極端は、対立するに非ず 父の教えを守り小人を続ける

湖中 明憲塾生

⇒金の持ち逃げをされたり、監禁事件があったり、悪質不動産業者に騙されたり、しまいには、 8人の営業の内の 7人が造反して離反… ..それでも売り上げを落とさずにやり抜かれた火事場のクソ力……塾生の逃げない人間性が無限の力を生み出すのだと今更ながら思いました。

今は、息子さんの代になり 7割規模になられていますがそれでも素晴らしいと思います。そして父親が二宮尊徳を尊敬してやまないお父さんの思想を死ぬ間際に受け止められた事…… .その融合が三代目への橋渡しになったのだと思います。

 

昭和住宅さんの理念が素晴らしかったので忘備録的に書いて自らに言い聞かせます。塾長と共に辿り着かれた理念なのだと思います。最後に社員と従業員一同と書かれているところに一枚岩でありたいと思う塾生の思いを感じます。

 

私達は信用を重んじ

常に奉仕の精神を持って地域社会に貢献し

輝く未来を開拓すべく

資本の蓄積と人材の育成に努め

社員の幸福と企業繁栄に努力する

社是

売って喜ぶ 買って喜ぶ

直き事  其の中に在り

社訓

一、規律を厳守する一、互いに尊敬する

一、進んで実行する一、退いて反省する

行動方針

一、すべてを販売に結びつけよう

二、日本一のアフターサービスを目指そう

三、商品開発を徹底しよう

社憲

)社会に貢献

社会に益無きは企業にあらず。吾等は業務を通じ社会の繁栄に貢献せんことを期す。

2)一致団結

一本の矢は折れても三本は折れぬ。組織と規律に忠実に従い団結の妙を発揮する。

3)人間尊重

事業は人なり。自己を磨き、お互い人間尊重の精神に立ち、心を高める経営を目指す。

4)協調精神

互いに尊敬と信頼を旨とし、激励といたわりの飛び交うハリのある職場とする。

5)開拓意欲

常に創造的な仕事をする。昨日よりは今日、今日よりは明日と誰にも負けない努力をする。

6)作業能力

立てた目標は必ず達成するという強烈な願望を持つ。

7)顧客に奉仕

礼を尽し、真心をこめ、技能の限りを捧げて、顧客に喜んで頂く仕事をする。

8)売り上げは最大に、経費は最小に。

9)常に明るく前向きに、そして素直に。

  「明元素」「楽喜健」

10)人生はドラマ。一日一日をド真剣に生きる。

家造りの誓い

一、お客さまの身になって立派な建物を造ります

二、養生に十分配慮し工事中建物に傷をつけぬ様にします

三、作業現場で煙草・焚火は致しません

四、服装を整え安全作業に細心の注意を払います

五、見学に来られた方には親切に応対致します

六、資材を愛護し釘一本も大事に活用致します

七、段取りよく作業を行い工期を厳守します

八、現場の周りを掃除し近所の方に迷惑を掛けません

九、図面通りに出来たかもう一度点検致します

十、 1日の作業が終わったら機材を片づけてから帰ります

昭和住宅グループ従業員一同

昭和住宅協力会会員一同

 

経営者としてのあり方を学んだ作業現場における従業員の転落事故

綾村英樹塾生

⇒転落による死亡事故からスタートする綾村塾生の発表は衝撃的です。それでも逃げずに誠実に対応したことで相手方のご家族も示談にされたのだと思います。そして母親の会長も先にきちんと対応されている事。真の勇気と言うのを教えて頂きました。明日は我が身……日々の安全に気を付けて私生活の無理などもこちらで把握するようにしたいと思います。