根のない雑草はない
茎のない雑草はない
新芽のない雑草はない
葉のない雑草はない
花の咲かない雑草はない
実の稔らない雑草はない
そして名のない雑草はない
おはようございます。
今、大晦日の朝5時です。
生活習慣とは恐ろしいもので朝5時に目覚め事が身体に染みついています。
今年は鳳を立ち上げて20年目、最高の年でした。そう言うとある役員が「社長は毎年同じ事を言ってますよ。経営で苦しんだ時でも岩尾社長から人脈をもらった。それが最高だった」みたいに毎年苦しかろうが辛かろうが「今年が一番最高」と年の終わりに言ってましたよ。と
そう言えばそうでした 笑
生きた証というか自分の一つ一つの過去を悔やむ事はありません。自分の運命が大好きです。
そこには「毒を喰う」と言う精神が私の中で根付いています。
今年大変影響を受けた著者は、執行草舟でした。
「毒を食らえ」とは何か。それは、自分にとって「嫌なもの」「つらいもの」「厳しいもの」を、自らのなかに取り入れて、成長していくことである。
ミケランジェロは「私は普通の人間が死ぬであろうほどの毒物を食べることによって、それを自分の糧としてきた人間である」と語ったそうです。
また、乃木希典は息子がニンジン嫌いだとわかると、ニンジンだけを毎日食べさせて克服させたという。むしろ「毒抜き」をすると、身体も精神も弱ってしまいます。
人それぞれに毒は違います。その嫌なものを避けているのが今の世です。「毒を食らえ」とは何か。それは、自分にとって「嫌なもの」「つらいもの」「厳しいもの」を、自らのなかに取り入れて、成長していくことである。
心も身体も頭も嫌なものに対して挑戦して自己化(自分に取り込む、自分のものにする)していかなければ人はタフになれない、進化も出来ないと強く思います。
小池知事は、「命が一番大切」と声高に叫びます。良くも悪くも動物と同じになりました。小池さんだけでなくこれが今の日本人です。
(自分の)命より大切なものがあると言うのが昔の人間でした。人間を人間たらしめるのはそれしかないと思うのです。
何でもいいので愛する人、愛するモノに命を捧げる事が出来ればそれが生きた証だと思います
稲盛塾長は「困った時は苦しい道を選びなさい」と言われます
困難は誰しも嫌なものですが、その毒を喰らう、誰もが嫌がる困難な道を選ぶ事で強くなれる様に思います。
今年はコロナという毒を喰らいました。その毒に自ら飛び込んで経営出来た事で会社が別の形に変容しました。
それは私の力ではありません。私など及ばないハルカびとの才能が顕在化した事が一番でした
皆さんの12月の活動報告が昨日揃いました。皆さんの文章に力強さを感じました。
頼れる人間に成長しています。
私の様な社長と共に歩いてくれた事に心から感謝します。
轍(わだち)を踏むな、轍を拓け
世の中の流行りなど気にせずに我々の生き方をしましょうね。
本当に本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
そしてくだらない文章を一年も読んでくれた読者の皆さんが来年も幸せであります様に
感謝 山中康弘拝