(本の数々ですがお付き合いの頃はまだ三冊出されたぐらいでした)
昨日の続きです。塾長?私は白駒妃登美主宰の「和ごころ塾」の一期生です。
一番と二番には大きな差があります。一番は、見えない世界、二番は、見える世界。そこに飛び込むのは大バカでなければ出来ません 笑
さて、昨日の講話の続きを書きます。働き方改革をバカな政策だと思っていましたがその本質は、高齢者社会と少子化対策である事を国は、説明して欲しいものです。
1964年、私が生まれた年に中小企業を守る法律ができました。
中小企業基本保護法です。時代が移り変わり会社として生き残りながら、高齢者福祉を守るり国を守るには生産性を2倍に高めるしか方法はありません。
それは、人口が増大し続ける世の中では素晴らしく、一時は、経済大国と呼ばれるほどでした
仕事を分け合う事で職場をつくり出して、もちろん失業も無く終身雇用や年功序列が成り立つほどでした。
極端に言えば国は一人で出来る仕事を二人で分け合う様になっていきました。逆に言えば一人当たりの生産性は二人で分け合う形になります。
もちろんホンダやソニーや京セラなど世界的企業も輩出しましたが中小企業の優遇措置のために大きくなる事が損をするという意識が働いてきました。
例えば缶ジュース一本つくるのに私か大勢の人がいる組織か?を考えてみればわかると思います。
私は、缶のパッケージから宣伝から一人でやり、中身もどうするか?それにともなう設備投資〜考えただけでも負けるのが分かるのではないでしょうか。
私は、3年で所得を倍にする事を皆に宣言しました。しかし今の鳳がやれば一年ももたずに倒産です。だから考え方を根本的に変えなければなりません。
今月も達成しましたが事務的な抜けがなければ最初からその数字が見えていたかもしれません。そのぐらいではダメなのです
働き方改革とは一人当たりの生産性を上げる事です。それを皆でやりましょう。4月より祝日お休みにしたのはそういう事です。休みという権利には義務がつきます。
それが対称性の思想です。
自然から何かを貰えば何かを返さなければならない。ごく当たり前の事です。
もちろん昔の日本特有の労働観は残すのです。目の前の人を笑顔にする。自分という存在は、誰かが喜んでくれた時にのみ認められる。
働く原点を思い出させてくれた白駒塾長でした。