(重松君、壁を綺麗に貼ってくれてありがとうね)
機関紙に登場された木野さんと松下幸之助翁の会話です。共に戦われた木野さんは一昨年登壇された会合に偶然居合わせましたが90歳を超えておられました「木野君、事業が成功するときはどんなときか」?
木野さんが社長になられた頃、聞かれたそうです。
「はい、経営者が事業のリスクを克服したとき、事業は成功すると思います」
そう答えると、幸之助はじっと私の目を見て「君な、どんな経営者にも志があるだろう。何かやりたいという願望、その志と社会からの要請が一致したとき、事業は初めて成功するのだ」
と言われたそうです。
一見、何の変哲もない小春日よりの日も、平穏な日も目には見えませんが社会からのSOSのシグナルが絶え間なく発信されています。それをどうキャッチするかが経営の「いろは」であり、また真髄でもあります。
そのためには素直になって受け止める柔軟な人間性が問われるわけです。木野親之
このアンテナが有る無しが非常に重要ではないでしょうか。
昭和元年生まれの方と幸之助翁の会話です。
一つは素直な心
二つは志を高く、使命感を持ち、いたずらに金儲けに走らない
三つは自分の分際を知ること。自分自身、あるいは自分の会社に何ができるのかを常に問いかけると、その実体が見えてくる。個性化されたもの、差別化されたものは何かが見えてくると言われています。
さらに「木野君、経営には勘が重要だが勘だけだはあかん。また、データやコンピュータだけでも駄目や。経営には成功する原則があるんや。それに乗らんと絶対成功せん。それは経営が成功する条件三つ満たすことや
三つの条件とは、
①経営哲学、経営理念や志が確立されていないといかん。
②その上に必要条件として、一人ひとりの豊かな個性を最大限に活かし切る環境をつくること。そして一人ひとりの豊かな個性を最大限なか活かし切る環境をつくること。そして一人ひとりの内なる創造性を最大限に引き出すことに成功すること。
③あとは付帯条件の戦略・戦術を駆使すること。
「木野君なあ、この経営が成功する三条件を一緒に考えてちようやないか」
「①で半分成功。②で八十点。③の戦略・戦術で二十点とればもう満点や。戦略戦術だけで成功しようとすることは二十点で百点をとろうとするようなもんや。うまくいかないのは当たり前や覚え時や」
多くは書きませんので鳳の皆で考えてください。
今月もいろいろあったね。
怒鳴りつけて申し訳ない 笑
ありがとうね。
ご安全に。