万日回峰 山中康弘   

鳳凰はるか天空にあり  一挙、9万里はばたけり  知らず天地有情の間 孤影の百雷をもって来たらんを (10000歩まで毎日更新)

2017年05月

リーダーの絶対条件

今週は、末永、熊谷、川中の3名と話す機会がありました。マズローの欲求については、よく理解して下さい。そんな中でリーダーの話が出ましたので付け加えておきます。

リーダーの三つの絶対条件
1.問題から決して逃げない

2.あれこれ迷わず決断し、
断ち切る力を持つ

3.限界への挑戦意欲を持つ

と言われるのは、芳村思風さんです。続けてこれからの時代に必要なのは、お互いに役に立ち合う様な感性型のリーダーシップでなければならないと言われています。次がその10か条です。

1.リーダーには、教育力あるいは、活人力がなくてはならない。

2.リーダーには、魅力的な個性あるいは活人力がなくてはならない。

3.リーダーには、勇気ある行動力がなくてはならない。

4.リーダーには、先見力がなくてはならない。

5.リーダーは、自分たちの仕事の意味、価値、値打ち、素晴らしさ、すごさを情熱を持って語らなくてはならない。

6.リーダーは、自分の生き方を支える哲学を持たなくてはならない。

7.リーダーは、人間としての成長意欲を持ち続けなくてはならない。

8.リーダーは、創意工夫の努力をし、変化を恐れ、拒否してはならない。

9.リーダーは、文化力を身につけなくてはならない。

10、リーダーは、人間力の豊かさをつくらなくてはいけない。

活人力とは、人を活かす力です。自分が凡人であろうが人の非凡な才能を見える化する力です。部下に惚れられる上司でなければなりません。


自己採点では、点数をつけるまでもありません。ある方に「人財を求めるなら社長がまず人財になりなさい。そして社員に働けと言うならば300%働きなさい」と言われました。その会長は、複数の社員を社長に育てて年商100億 経常利益利益10億と言う素晴らしい社長です。

まだまだ二流の社長ですが一流になれるように精進して参ります。皆さんも将来人を支える人になれる様に誰にも負けない努力をして下さい。



機関紙マラソン86号(武藤元美編)

本日は、機関紙マラソンのソウルメイトの武藤社長の感想文をご紹介します


(鹿児島塾長例会で稲盛塾長の上が武藤社長です)

この武藤先輩は、平日3時間睡眠、日曜日4時間とナポレオン並みの睡眠で誰にも負けない努力をしておられます。東京日帰り当たり前であくまでも福岡で勝負されている素晴らしい経営者です。しかもカヌー、登山、魚釣り、家庭菜園と人間的な楽しみもありです。

本日は、その感想文を掲載させて頂きます。100号の記念は、山登りからの川下りです。わたしもそれまでに体力をつけなくてはなりません。


それはさておき、鳳諸君は、この文章の中から学んで下さい。なんども言いますが私は、社員教育ではなく社長教育をしています。何がなんでも10人の社長を育てたいです。よろしくお願いします。

余談ですがこの感想文は、日曜日すべての行事を終えたあと、6時間で書いたそうです。誰にも負けない努力〜凄い人です


86 2017/5/28(日)

機関誌マラソン第4師団のソウルメイトの皆様

お元氣様です!!

 土曜日は私が会長を務めるIBM釣り部で釣りに行きましたが、 前日は飲み会で採取うJRで帰宅後に映画を見てしまい、たった45分睡眠でam4時には家を出ましたので寝不足でたまらんかった のですが、まあまあのサイズの真鯛を釣り上げ、温泉に入り、 居酒屋で料理をしてもらいみんなで釣りたての魚料理を堪能したの で疲れも忘れました。今日は町のグランドゴルフ大会でした。 土日でだいぶ焼けましたわ。


 

 塾長理念

「部下をモチベートし続ける」

 

リーダーは部下の人たちを常にモチベートし、やる気を起こすように努めなければなりません。部下が困っているようであれば、親身になってその相談に乗り、アドバイスを与える。予定を達成したときには、ねぎらいの言葉を忘れない。集団をまとめていくには、人間の心理がわからなくてはなりません。部下の心に響くような細やかな配慮が常にできるようにならなければ、素晴らしいリーダーにはなれないのです。

 

・・・リーダーは当然その働き方でも知識でも尊敬される存在でなければなりません。さらには憧れるような存在になると部下はついていきます。そのためには、強くなければなりません。あわせて思いやりの優しさに満ち溢れていることが必要です。自分の家族同様に、時には、それ以上に大切に思うからこそ、厳しくも真に優しい上司となり、尊敬される存在になれると思います。一番会社を駄目にするのは思いやりに賭ける利己でエゴむき出し、小善は大悪に似たりで見て見ぬふりをする、はっきり物事を言わない卑怯な振る舞いをする上司です。

 

塾長講話

「不況を次の発展の飛躍台に」1つの予防策と五つの対策

 

・不況は成長のチャンス

企業は不況というものを境に体質を強化し、次の飛躍に備えることで発展していくものです。不況が厳しければ厳しいほど、明るくポジティブな態度で、全員一丸となって創意工夫を重ね、努力を傾けて難局を乗り越えていくことが大切です。不況のたびに全従業員が結束し、ひとっになって頑張ることによって、次の飛躍の足掛かりとなる「節」がつくられていくのです。

 

・不況に備えての予防策 高収益であれ

高収益企業では内部留保が増加してくるので、不況が長引き、利益が上がらない状況が続いていても耐えることができます。10%の利益率が出ないようでしたら、 経営のうちには入らないと私は言っていますが、 普段から高収益体質を作り上げておくことが、 不況に備えての最良の予防策となるのです。

 

・豊富な内部留保が従業員の生活を守る

これが松下幸之助さんが言われていた「ダム式経営」なのです。

 

・不況における5つの対策

1.全員で営業する・・・製造と営業の融和をはかる 製造部門が営業の苦労を知る機会となる

2.新製品の開発に全力わ尽くす・・・ 不況の時はお客様も新しい製品を求めている

3.原価を徹底的に引き下げる・・・ 生産性を上げあらゆる経費を徹底的に削減する最大のチャンス

4.高い生産性を維持する・・・ 不況時の余剰人員には手伝いをさせずに生産性を落とさないこと

5.良好な人間関係を築く・・・ 不況は労使で力を合わせる良好な人間関係を築く絶好のチャンス

 

力を合わせなければならない時に限って、 従業員の不平不満が爆発するものです。しかし、 その時には嘆くのではなく、 それが自分のこれまでの経営だったのかと謙虚に反省し、 改めて素晴らしい人間関係を構築していくことがたいへん大事なこ とです。

 ・・・不況の時の予防策は、日頃から利益を10% 以上出すことが できる高収益であること!!

そして不況の時の対策として、①全員で営業をすること②お客様が求める新製品を開発すること③徹底して経費を削減すること④高い生産性を維持すること⑤全員の心の融合と塾長の教えをしっかりと会社で実践することが大切です。不況になるとそれを理由に減収減益が常識だと勘違いしがちですが、大企業が見放した市場が開放されるし、リストラもされます。そして大企業では採用も控えられるので人材採用のチャンスです。さらには高収益で社内留保に余裕を持っていたことで同業者が倒れている中でシャアを頂けるということになります。つまり常日頃より高収益企業であれば、中小企業にとって不況はチャンスそのものとなるのです。

 

塾長夜話

 

・神から啓示を受けた「経営の十二カ条」

 

お釈迦様は、一生懸命に修行をしていれば真の智慧に至るとおっしゃっています。つまり、悟りを開いた瞬間にあらゆることが分かるのです。それを私は「宇宙には智慧の蔵があって、その蔵にポッと触れることができる」つまり、事業でもなんでも、必死にひたむきに一生懸命に考え抜いてやっている人は、智慧の蔵から智慧をもらうことができるのです。一生懸命に苦労をしているときにひらめきが出てきて、そのひらめてに導かれるということです。苦労の無い経営なんてありません。苦労をしているなかで、神様が節々で教えてくれ、ふっと気がつく。それは単なる思い付きではりません。はっと気が付いたものが神様の教えなのです。それを書き出していきさえすれば、人生は間違いなく開けると思います。

 

・・・生きるか死ぬか、悶え苦しむような深刻な状況になると、その時にDNAとして生きとし生けるものの創造の時から脈々と刻 み込まれてきた生きてきたすべての智慧のデータベースにアクセス できる状態になると私は考えています。 私も何度も経験をしてきましたが、それだけではありません。 塾長が言われるように神様が手を差し伸べてくれるのです。 それが絶妙なタイミングでご縁を頂けることです。 中村天風の云う如く「観念が注がれ、深刻な事態になったときに、 その観念が注がれたことを実現しようとする作用がこの宇宙に働」 くのです。

 

・企業の利益の質はどうあるべきか

 

嘘をついてはいけません。騙してはいけません。不正なことを働いてはいけません。本当に子供に教えるようなことを守っていないから、企業の品格が崩れてしまっているのです。ファンドなどの金利で得る浮利は質のいい利益ではありません。一所懸命に汗して得るのが正しい利益だと思っています。

 

・・・私は株や賭け事はどうもへたくそで駄目です。何度かやりましたがすべてうまくいきません。ならばいっそのこと愚直に真面目に仕事を徹底していこうと決めて、そのようにやってきました。儲かる話などこの世界にはないのです。確かに一時的に儲かっても、悪銭身に付かずで、それはたちどころに散財してしまったり、妬みを買われたりして人生はうまくいかなくなります。ところが苦労して利益を出して稼いだことに対しては称賛されることはあっても誰も妬みません。ましておや、そのように一生懸命に働くことで自らの心が高まりますので、その利益を従業員の幸福の為に、更には世の為人の為にと正しく使いたくなっていくのです。するとまた感謝されて善きことの反復となっていきます。汗を流して苦労をした利益こそが尊いと思います。

 

われ虚心に経営を語る

十河孝男塾生 徳武産業株式会社 代表取締役

「日本一感謝される靴メーカーをめざして」

 

創業1957年、高齢者用シューズ・ルームシューズ・ トラベルスリッパ製造販売

当時は、売上高98千万円、社員41名、 現在ネットで見ますと、売上高233,400万円、従業員67 名、平成23年に革新的な経営により企業の発展に寄与したことで 藍綬褒章受章、平成24年四国でいちばん大切にしたい会社大賞「 四国経済産業局長賞」受賞、 日本でいちばん大切にしたい会社大賞「審査員特別賞」受賞、平成25年グッドカンパニー大賞「特別賞」受賞、平成27年に代表取 締役会長に就任されています。

 

奥さんのご両親が創業した手袋縫製業からスリッパ製造業へ転換、銀行員を辞めて、韓国進出時の工場管理者へ転身。37歳の時に次 期社長に決定するも、気負いすぎたのか、 社内はごたごたの状態で、義母と社員とのトラブルが多発する。 そのような時に、お世話になった叔父の手袋会社が経営破綻した。 会社の命のはかなさ、 倒産によって社員たちを路頭に迷わす厳しさを、 身をもって感じた。OEM供給が持ち込まれ大手通販会社と取引で きるようになったが、意見の食い違いで売り上げが大幅ダウンし、 創業以来の大幅な赤字となった。昇給のストップと寸志の賞与に、 有望な若手が次々と会社を去っていった。自分の力不足とOEMジネスの限界を知った。 どん底の状態の時に友人の老人施設経営者から、 転倒しにくく明るい軽い靴が必要だと情報を得る。 塾長のテープにある「 後発メーカーだから先発メーカーに追いつくためにマラソンを全力 で走ってきた」との話を聴いて、死に物狂いで働きつづけ、 ようやく合格点をもらえる靴を作ることに成功した。 二年かかった。転倒しにくく、明るく、リーズナブルな価格で、 日本初となる、左右別サイズでの販売、片足販売を開始しました。 不良事故もありましたが真摯に対応し、 販売にはテレマーケティングを使って全国1万施設からの注文が舞 い込んできました。お客様へのサービスとして、「 まごころはがき」を行う。靴づくりで感動を提供していきたい。

 

塾長コメントでは、感謝の気持ちをもつことで仕事も会社も変わっていく。経営の要諦は「利他の心」にある。他人の喜ぶことが自分の喜びになっています。力んで俺が俺がとやっているときにはなかなかうまくいかないけれども、それが感謝の気持ちに切り替わった瞬間、仕事もガラリと変わっていく。人に好意を持って接していますから、その行為が行為となって帰ってくるのです。善意と善意がぶつかり合って会社がうまくいくという展開になっているという氣がします。せっかくいいことをされていますから、事業を継続するためにも経常利益2%ではちょっとの不況で会社の 存続が難しくなりますので、10%を目指してください。

 

・・・十河塾生の世界大会での経営体験発表を拝聴させていただきましたが、その利他の事業に感動しました。苦労されたことで、どん底の時に、神様が手を差し伸べてくれ、あゆみシューズの開発へ導かれました。そして、全国で1万施設と の取引となり、この経営体験発表の2008年には売上高10億円 弱でしたが、現在は233,400万円と成長されています。 やはり、社会が支えたくなる事業は必ず成長します。

 

われ虚心に経営を語る

赤塚久男塾生 ジャパン興業株式会社 取締役会長

創業1963年、飲食業、売上高68,300万円、経常利益9,900万円(経常利益率14.5%)、従業員 100(社員30名、アルバイト・パート70)

 

「ありがとう」のあふれる会社づくり

 

人の喜ぶ顔が見たいと飲食業を始める

 

バチコンホールの経営を父親から引き継いでいたが、パチンコはWin-Loseの関係で面白くない、36歳で愛知県で居酒屋のFCを経営する。パチンコ、菓子レコード、貸しビル、 アミューズメント、外食、物販を手掛ける。 レンタルは利幅も大きく儲けましたが、「簡単に得られるものは、 簡単に失う」の格言通りでした。45歳で盛和塾に入塾、 人生の方程式に出合う。人生(仕事)の結果=考え方×熱意×能力

稲盛塾長の言葉「掃除の本質は元の姿に返すこと」という言葉に、物事の本質を知ることの大切さを知り、なんとかこれを従業員に伝えたいと思い、21年間給与袋に「 従業員への手紙」を入れる。 なかなか何も効果は出なかったのでくじけそうになったが、 自分の為に継続し、 将来自分の考え方を子供に知ってもらうために書こうと決めると無 理なく書けるようになった。友人からの声で、 この手紙をまとめたものが本となって出版された。 理念の浸透と共にみんなが元気な声であいさつや理念を唱和する朝 礼を毎日欠かさず駅前で行っている。毎日「日本一」 になろうと叫んでいたら、 全員があらゆる努力と創意工夫をして居酒屋甲子園で日本一になり 優勝した。やればできるという自信につながった。 従業員が元気なのは仕事が好きだから楽しいからだとお客様の質問 に答える。

京セラ系アメーバ式居酒屋を目指している。「原理原則主義」「大家族主義」「時間意識と生産性を上げる」「全員参加の経営」「思想の共有」「当座買い」「自分を数に入れない」「仲間の為に尽くす」「日々決算」

「ありがとう」の多い店で働きたい。わが社のコンセプトは、何事にも前向きで、挨拶と掃除によって社会を明るくし、お客様の満足を自らの喜びとし、すべてに感謝ができ、そこに働く人の物心両面の幸福を目指す。最も大切にしていることは「お父さん、お母さん、私を生んでくれてありがとう」という言葉です。すべての原点は親孝行にあると思う。

 

「ジャパン魂七つの法則」

  1. 義理堅く 人情深く
  2. 陰口愚痴は 言うな聞くな
  3. 他人を見るな 目標を見ろ
  4. 大志を抱け 無敵であれ
  5. 自分を愛し 他人を愛せ
  6. プラスに解釈 すべてに感謝
  7. きちんとちゃんと 凡事徹底

 

「きちんとちゃんと」

  1. 感謝はきちんと言葉で、ちゃんと伝える
  2. あいさつはきちんと先に、ちゃんと目を見て
  3. 掃除はきちんと磨いて、ちゃんと戻す
  4. 整理はきちんと分けて、ちゃんと捨てる
  5. 整頓はきんちとしまって、ちゃんと取り出す
  6. 在庫はきちんと適正、ちゃんと管理
  7. スピードはきちんと正確、ちゃんと確認
  8. 報連相はきちんと伝えて、ちゃんと確認
  9. 権利はきちんと責任、ちゃんと控え目
  10. 責任はきちんと返して、ちゃんと明確
  11. 借り物はきちんと返して、ちゃんとお礼
  12. 物事はきちんと筋道、ちゃんと徹底

 

これらの理念を毎日朝礼、反省会で共有し、週に一回の社員研修会議で2時間、 思想教育を含めた居酒屋経営を学び、月に一回の全体研修会では、 メンバー全員で、人間としてどうあるべきかという観点から3時間 かけて勉強している。

世間を見ると30代で大活躍しています。 自分のピークはもうとっくに終わっていると思い息子に社長を譲っ た。ありがとうの多い会社であってほしい。今度は世界一になるぞ!と叫びながら、未来進行形で考え、 メンバーと共に夢を追いかけています。

 

塾長コメントでは、幕末の京都の商人、石田梅岩は「商人が利益を得ることは、侍が殿様から禄高をもらっているのと同じで、少しも恥じるところはない」自分たちが儲けたいと思うならば、「われも立ち、先も立つものなり」、商いをする相手も儲かるようにするべきだと説いた。つまり、自分だけが儲かるようなことをしたのでは、卑しい商人になってしまうということを教えたのです。赤塚さんは自分の商売を最高のものに位置づけたことに成功の原点がある。生んでくれてありがとうと良心に感謝する。何事にも感謝する利他の心で、笑顔で接すればお客様はやってきます。教育を徹底すれば理念は浸透します。もちろん管理会計でピシッと毎日毎日収支を出し、月末には決算が出るようにしています。教育さえすれば、それができます。

つまり、きちんとした計数管理をして、お客様に笑顔で接し、お客様が喜んでくれるようなことをすれば、利益というものはついてくるのです。

 

・・・赤塚塾生も福岡例会で経営体験を拝聴させていただきました。その後も塾長例会や世界大会でご挨拶をさせて頂いております。fbでもやり取りをさせて頂いています。 店内の朝礼の様子や居酒屋甲子園で優勝したときのDVDを見せて いただきましたが、 従業員があれだけ自主的に自分たちの店をお客様を巻き込んであり がとうの連呼をすることに圧倒されました。そして、 凄い研修時間だと思います。 先日福岡例会で経営体験発表をしていただいたレッグスの山内社長 様も、週に3日間の午前中は社員向けの理念研修でした。 理念を伝え続けることが社長の大きな仕事だと思えるようになりま した。理念の浸透、 フィロソフィの血肉化が社員教育としての最大の必須科目であり、 それこそが事業継続の要諦ともいえるのではないでしょうか。 整理整頓の大切さ、挨拶の大切さ、笑顔の大切さを知るためにも、 名古屋の店に社員と共に是非とも行かねばなりません!!

 

学びに学ぶ

 

「社員を幸せにすること」

サンフロンティア不動産株式会社 代表取締役 堀口智顕塾生

 

社員が日々活き活きと幸せに過ごす会社は必ず伸びると信じています。それ故に会社を善くしたいという経営者は、本気で真剣に良くしたいと思わなければなりません。真剣さが足りない経営者が世間ではいっぱいあります。僅か売上3 億円の時に「私の言うことを20年、漏らさず聞いて受け入れ、 一生懸命そのまま実行して努力したら、 必ず立派な会社になっていますから頑張りなさい」 と塾長に言われた。それで私は、 利他による経営を迷うことなく進められるようになりました。「 経営とは社員を守ること」に行きついたわけです。 私のモチベーションは社員の成長と笑顔から生まれてきています。 私は経営とは仲間のために働くこと、 幸せにすることだという塾長の哲学に出あって、 自分の人生が変わりました。 それ故に社会から生かされていることに恩を感じています。 私は塾長の言葉を100%受け入れて吸収し、 躊躇なく実践しています。「自分の幸せとか自己中心」 というものに強いこだわりがある人ですは、 なかなか素直に心に染み込むことがないのかもしれません。 企業は社長の器以上になりません。

 

・・・現在は 東証一部上場、売上300億円、経常利益70億円、従業員500 名近いです!!社員の幸せを願い、 苦しかったがベクトルが合わない社員は辞めてもらって、 それからベクトルが合う社員と共に事業をやってきたらこのように 一気に伸びていきます。 幸せの定義や考え方が合うかどうかが共にソウルメイトとして事業 を成長させていくためには大切だとわかります。

 

「まず思ってみる。まず言ってみる」

株式会社栗山米菓 代表取締役社長 栗山敏昭塾生

 

「心が招く」と塾長はおっしゃいます。思った通りにできるようになる。こういう会社にしたいのだと思うと、その通りの会社になるということです。弊社もこれまで3億円だっ た経常利益が「10億円にする」 とずっと言い続けたら今期実現することとなりました。「 有言実行」という口癖が私の人生を変えました。

 

「経営は現場にあることを思い知る」

オムロプリント株式会社 代表取締役 松尾巌塾生

 

塾長から「僅か50人くらいの会社なら、 現場が分からんようでは話にならんわな。 インテリみたなに資料を机上で作る暇があるならば、 もっと営業して回らんかい。 会社全体の細部にわたって掌握するくらい、 トップが現場で精通していないとだめだ。 見積もりの直感力を高めなければならん、 そのくらいに達するまで現場が分かっていなければならない」 と塾長は現場主義を説かれた。 仕入れにしても必ず安いほうから仕入れる「利は仕入れにあり」 というフィロソフィに取り組んでいくべきだとおっしゃった。「 泥臭く、現場百回、営業現場も知れ、製造現場も知れ、 その中に知恵がある」を胸に刻み、実践あるのみ!!

 

・・・ハウステンボスの経営と共に成長から没落の凄まじい経営体験発表が機関誌に載っていましたが、長崎塾の松尾塾生とはご縁があり、塾長例会で翌声をかけてくださいます。2008年長崎ハウステン ボスでの塾長例会には私も入塾2年目となり参加しました。 まだ塾長例会には300人くらいだったと記憶しています。 思いは通じるのでしょう。 松尾塾生から先日システムでのレスキューの依頼がありました。

 

経営の研究

人づくりに生きる稲盛哲学

「無私無上の愛で弟子を叱り育てる」

有限会社秋山木工 代表取締役 秋山利輝塾生

 

神様が私を、職人行の最終列車に乗せてくれたのだと思います。と秋山塾委はいわれます。中学まで捨て経て成績は最低でぼんくらと言われ、近くの建築工場に入りびたりとなり、中学を出て職人の道で、度肝を抜かれるような人生を歩んでいかれます、そして職人を育てることに使命を得て全力でその使命を果たされています。職人を育てる事によって、先人の心と技が未来の世代へと確実に受け継崖ていくはずだと考える。一流の職人になるためには、人間性が大事です。礼儀、感謝、尊敬、思いやりなど、人として欠かすことができないものがしっかり身についていなければなりません。一年経つと今後は教わる側から教える側になります。生活から現場まで自分たちが教わったことを教える。叱り方も、間違っていることは間違っていると、自分たちが叱られたやり方で叱る。自分たちが教わっていないから教えないというのは、教える側の怠慢になります。その場合は自分たちで考えて教えていかねばなりません。

 

「職人研修制度」

1年目前期 職人を目指すための心得を身に付ける

1年目後期 卒業して各工程で活躍できるようになるために技術を身に付ける

1年目配属 1年の訓練期間を終了した人はグループ内の工場に配属される

2年目 工場に入って基本を覚えるための訓練

3年目 各工程の段取りを一人でできるようになる

4年目 職人になるための心得を身に付ける

4年目修了式 研修期間を終了して職人になる

58年目 技術の高まりと共に人間性をも高め、職人としてグループ内で活躍

独立 9年目からの進む道は本人の意思に任せる

 

下記いくつかの言葉を記します。

・給料は技術40%、人間性60%

・何回も何回も叱ってくれる 「小善は大悪に似たり」

・いい職人は人を感動させる

・どんくさくおしゃれなのが職人だ

・職人心得28ヶ条を研修生は毎日心に刻む

・神様との交信で言葉が降りてくる 「智慧の蔵に触れる」

・愚痴を言ったら負けやで

・自分が変わったことを自覚したときに感動が生まれる

・日が成長していく過程を間近で見ることは、指導者にかけがえのない喜びをもたらしてくれる

・人の性格は変えられないが、人の心は高められる

・権威や圧力で叱っているのではありません。同じ職人として立ち居振る舞いについてうるさく諭しているにすぎません。

 

・・・秋山塾生の経営体験発表を福岡例会で直に拝聴できたことは大変な幸運です。感動しました。私たちエンジニアも職人ですから、まったく同じです。技術は心が高まらなければ伸びません。技術が伸びないのは心が高まっていないからなんです。職人としてのエンジニアを続けてきてそれははっきりしています。没落するエンジニアと成功するエンジニアを見てきました。お客様の課題を技術で解決してあげるのが職人である私たちエンジニアの役目です。お客様に尊敬される存在にならなければ職人的エンジニアとは言えません。心を高めてお客様のことをとことん好きになる、技術の探求心を忘れない、心を高めて技術を伸ばすことが私たち職人エンジニアとして成功する要諦です。どちらが欠けてもいいエンジニアにはなれません。

 

私の好きな言葉

「勇往向前(ゆうおうこうぜん一日は一日より新たならん事を欲す」

 

江戸時代前期の儒学者伊藤仁斎の言葉です。私は現場一筋教育生活38年。サッカーを指導して日本一になりましたが「勇往向前」 まだまだやらなければならないことが山のようにあります。 試験や偏差値偏重主義で道徳を忘れ去られた教育の結果、 このままでは日本が駄目になる。 資源もない国の成長は教育に懸かっている。 教育が国を豊かにする。 産業再建も経済再建も教育に懸かっている。 資源もない国の成長は教育に懸かっている。 一日が一日より新たになるように毎日復唱し、 教育問題に情熱を持ってい限り、 青春真っただ中だと思って格闘しています。

本田裕一郎(流通系大大学付属柏木高校 サッカー部監督)

 

・・・三つ子の魂百まで、先人たちの生きていく知恵である道徳を教え、哲学、フィロソフィを説き続けていかねばなりません。知識だけでなく心を高めて人間性をつけていくことが人生では大切です。

 

今日はこの辺で!!

今日も土俵際で6時間かかりましたわ。。。

ダム式に感想文を貯めることができていないので毎週日曜日は際どい自分との闘いなってしまいます。

 


 

お金を貯めるには

(無理矢理のポーズ要求に応える川中君)

新人の川中君は、弊社面接の時に将来どうなりたい?と言うとお金持ちになりたいと答えました。それは、それでいいのではないでしょうか。

さてバリの兄貴と呼ばれる人物がいますがバリ島に住む億万長者です。映画にもなった方です。その人が心がけている事を列挙いたします。6月にお会いしに行くお話があったのですが今回は、都合がつかずにご遠慮いたしました。

川中君、お金持ちになる人には、それなりの理由があるようです。頑張って下さいね。いつかもっと大切なモノが見つかるといいですね。

私?お金がさっぱり個人のお金は、貯まりません。でも不自由無しです 笑

(嘉麻市を訪ねましたが田んぼの周りは、塀だらけです。イノシシや鹿の被害を防ぐためです)

1.一番大切なのは相手を自分ごとのように大切にすること

2.相手の為にお金を使い続ける

3.自分の童心を取り戻せ

4.自分から会いに行く

5.最強の問題解決は自分から会いに行くこと

6.相手を自分の家に泊まらせる

7.最初から恥をさらして相手の信用を得る

8.常に失敗と共にあることで成長する

9.仕事で生き残る人の条件は、義理と人情と職人技

10.リミッターをはずして本気になる

11.仕事に思い入れている時間を長くする

12.もうかる仕事が優先。天職は一つの仕事を続ける中で見つかるもの

13.ご縁をつなぐこと(紹介)に目を向けると人生が変わる

14.五分と五分の実力を保つライバルを持ち続ける

15.独立前に独立後のお客さんを確保する

16.人が一丸となっている会社を選べ

17.お金は稼げるだけ稼ぐ

18.一日14時間以上働きまくる

19.100万円ごとに金に換えてお金を増やせ

20.人とのつながりが生まれない投資はしない

21.生きる目的はより良いものを次の世代へ伝えるため

22.親に生きるエネルギーを与えることが親孝行

23.子育てで最もいけないのは過保護

24.親がやっていることを子供がやるようになる

25.人は鏡。相手の面倒を見れば必ず返ってくる。

生涯現役


(2時間の講義の後、酒を酌み交わしながらの経営問答でした)


ある会長のお話を少人数で初めて拝聴致しました。現在76歳。佐世保の大先輩でもあり、福岡盛和塾の重鎮でもあります。現在、年商100億、経常利益10億、社員の最大幸福を願いながら未だに衰える事なく働かれています。


近年、杉乃井パレスの再建、ゴルフ場を買い取って再生、今週は、四国の従業員150人の会社を買収されました。


その会社は、数社からのオファーを受けていましたが一番安い価格で打診した会社が選ばれました。 なぜ会長の会社を選ばれたか?関係した会長も役員も従業員も言葉が同じで利他心がある事を感じたからお願いされたそうです。


投資は、自己資本からで借り入れでの投資はされません。ソフトバンクの孫さんのように借りて時間を節約して大きくなるリスクを取る方法もありますが稲盛塾長や八頭司会長のようにバクチを打たない経営もあります。いいとか悪いではなく私も後者が理想です。私は、気が小さいのか君たち社員の人生を賭けたり、人を保証人にした事が一度もありません。


会長になぜそんな赤字の会社を吸収されるのかと言うと会社が伸びて、そのままにしておくと横ばいか下降線を辿るのでそれを打破するために敢えてチャレンジされるのだそうです。

 

買収した会社の幹部には、このようなアンケートを取られたそうです。

  1. 今回の経営交代に何を望むか、期待するか

  2. 現在、一番の問題点は、何か。改善すべきところは。

  3. 自分の強みは?弱みは?何が好きか、何が向いているか。どういう仕事をしたいか


    今の幹部は、横一列の評価でこれからの数字をみて社長を決めるそうです。すでに眼の色が違うのは、言うまでも有りません。「人財とは、稼ぐ力」と言われたのが印象的でした。


    58年で100億、育てた幹部は、6人しかいないそうです。6人の経営者並みの人材を育てれば100億いけるのです。それには。私自身が優れた人財にならねばならない〜強くそう思いました。


切磋琢磨する先輩、後輩


「継続は力なり」と言われるように、一つのことを継続し、努力し続けることこそが偉大なことを成し遂げるのです。人生では、たとえ簡単なことであっても飽きもしないで努力し続けていくことが大切です。

名人、達人と言われる人も皆そういう過程を経ているのです。日々の地味な一歩一歩の積み重ね、それを継続することが必要なのです。しかし継続するといっても、漫然と行っているのでは意味がありません。

継続するプロセスの中に、創意工夫を常に加えながら、一生懸命努力を続ける、ということが大切です。そのように、一つのことに打ち込み、創意工夫を加えながら継続し続けるということが平凡な人を非凡(名人・達人)に変えるのです。

(マンツーマンで教育する人される人)
昨日は、施工完了後、19時過ぎに帰社してそれから日誌を書き、その返事を書き、その後、私も加わり、いつもの輪読と討論をしました。

熊谷君、いつも後輩の指導ありがとうございます。川中君もいい先輩がいて良かったね。毎日の小さな小さな積み重ねが嬉しくもあり、二人の成長にワクワクしています。

欲を言えば成長する喜びを実感したり、仕事を楽しめる様になれば更に飛躍的に成長する事でしょう。

私は、器用な人間よりも不器用でもいいから誰にも負けないぐらい努力している人間を評価します。

いいもの食って、いい寝床に寝るだけの人生なんかつまんないと思いませんか?そんな事よりも一人でも多くの人を幸せに出来る男になって下さい。

継続は、力です。君たちの様に努力する者が正しく評価される会社にしますからね。期待していますよ。

そして期待して下さい。

では、本日もご安全に。




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