万日回峰 山中康弘   

鳳凰はるか天空にあり  一挙、9万里はばたけり  知らず天地有情の間 孤影の百雷をもって来たらんを (10000歩まで毎日更新)

2016年11月

教育勅語と逆教育勅語


ブログに書きましたが電通の10訓が否定される事がおかしいと書きましたが教育勅語も同じ様に敗戦後に消されました。


本日は、教育勅語とその逆を列挙します。昭和12年生まれの父は、丸暗記しています。鳳諸君に求める徳となんら変わりはありません。まだまだ人格を磨いて下さい。私もそうでなければなりません。ついでに教育勅語の逆をあとがきにしています。これを封じる意味がどこにあるのでしょうか?


教育ニ関スル勅語
私の思い起こすことには、我が皇室の祖先たちが国を御始めになったのは遙か遠き昔のことで、そこに御築きになった徳は深く厚きものでした。

我が臣民は忠と孝の道をもって万民が心を一つにし、世々にわたってその美をなしていきましたが、これこそ我が国体の誉れであり、教育の根本もまたその中にあります。

あなた方臣民よ、父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は調和よく協力しあい、友人は互いに信じ合い、慎み深く行動し、皆に博愛の手を広げ、学問を学び手に職を付け、知能を啓発し徳と才能を磨き上げ、世のため人のため進んで尽くし、いつも憲法を重んじ法律に従い、もし非常事態となったなら、公のため勇敢に仕え、このようにして天下に比類なき皇国の繁栄に尽くしていくべきです。

これらは、ただあなた方が我が忠実で良き臣民であるというだけのことではなく、あなた方の祖先の遺(のこ)した良き伝統を反映していくものでもあります。

このような道は実に、我が皇室の祖先の御遺(のこ)しになった教訓であり、子孫臣民の共に守らねばならないもので、昔も今も変わらず、国内だけでなく外国においても間違いなき道です。

私はあなた方臣民と共にこれらを心に銘記し守っていきますし、皆一致してその徳の道を歩んでいくことを希(こいねが)っています。

明治二十三年十月三十日


~逆教育勅語~      倉山満 

1、親に孝養をつくしてはいけません。家庭内暴力をどんどんしましょう。 


2、兄弟・姉妹は、仲良くしてはいけません。兄弟姉妹は、他人の始まりです。 


3、 夫婦は、仲良くしてはいけません。じゃんじゃん浮気しましょう。 


4、友達を信じて付き合ってはいけません。人を見たら泥棒と思いましょう。 


5、自分の言動を慎んではいけません。嘘でも何でも言った者勝ちです。 


6、広く全ての人に愛の手を差し伸べてはいけません。わが身第一です。 


7、 職業を身につけてはいけません。いざとなれば生活保護があります。 


8、 知識を養い才能を伸ばしてはいけません。大事なのはゆとりです。 


9、人格の向上につとめてはいけません。何をしても個性と言えば許されます。 


10、 社会のためになる仕事に励んではいけません。自分さえよければいいのです。  


11、 法律や規則を守り社会の秩序に従ってはいけません。自由気ままが一番です。 


12、 勇気をもって国のため真心を尽くしてはいけません。


コンパについて

先週行なわれたコンパについて小林、佐藤、神戸3名がブログにアップしてくれました。京セラのコンパについて考えてみます。それぞれにとらえ方が違うようです  苦笑。



 

「コンパとは、飲み会は、飲み会でも大真面目な飲み会。多少羽目を外すことがあっても、上司や会社の陰口をたたく憂さ晴らしの場ではない、経営者と従業員、上司と部下、同僚同士が互いに胸襟を開き、仕事の悩みや働き方、生き方を本音で語り合う。酒を通じて一人一人が人間的に成長し、組織を強固な一枚岩にするのが「稲盛流コンパ」だ。」「飲みながら食べながらでもいいから耳だけは、ちゃんと集中して人の話を聞けよ」と言われました。


そして本気で世界一の会社を目指すと言う空気になったそうです。


 

あくまでも趣旨はそういう事です。幸いハルカには、いない人間の陰口を事実確認もなく叩いたりする卑劣な人間は、いないのが救いです。


私の今年の君たちとのコンパの反省は、私生活が忙しく8月ごろ若手と1時間半ばかり飲み食いした程度でそれ以降ができませんでした(今村さんと星加さんは、1度もいけませんでした)


私生活が来年の1月には、楽になるので皆さんとコンパを増やしたいと思います。

 

また今期は、役員に昇格したばかりの小林支店長が同行するケースが多かったのですが来期は、均等に連れていきます。そのための個々の教育にも力を注ぎます。


また役員との飲み会を社員以上に増やします。やはり上が一枚岩にならなければ部下たちが動けません。

 

そして役員または、係長以上が企画した飲み会は、少人数でも申し出てください。崇高な志を共有するだけでなくお互いの苦しみや普段言えない様な事を相談する ….そんな事も大切です。

 

コンパを導入すると、経営者が変わる。

コンパを導入すると従業員が変わる。

コンパを導入すると会社が変わる。

 

今週の土曜日は、民宿貸切りの大望会です。こちらは、慰労会ですので大いに騒いで唄って楽しんで下さい。鳳の防水をして頂いている尾崎社長、来期採用の川中君も参加します。





機関紙マラソン427日目

(第四師団のメンバーです)

本日は、小生が月曜日の朝に出す機関紙マラソンの感想です。427日目で脱落者無しです。毎週、6時間は、使いますが経営者になって1番勉強しています。継続できるのは、素晴らしい仲間たちのおかげです。

第61号 12/4(日)
塾長の教えを自分なりに実践「忘己利他」の経営をめざす  針谷了
⇒「創業は、易し、守成は難し」二代目以降は、創業者よりも評価されるべきだと思います。特に身内であれば大変です。「先代社長の事は、俺たちが分かっている」と思っている人間を従わせなければならない….失敗したら二代目だから、成功しても親の七光り、やり方を変えれば反対される…..そんな光景が浮かびます。ですからそんな中で先代の素晴らしさに自分の才能を加えて繁栄されている二代目、三代目には尊敬の念を覚えます。逆にひん死の状態を引き継いだ針谷さんのような経営者の方が精神的には、やり易いのかもしれません。「忘己利他」は自分を忘れるではなく自分を後にする事とありますが「先憂後楽」と同じ意味ですがそういう事を強く意識したいと思います。

塾長の言葉「後ろで指揮するのが良いか、先頭に立つべきか迷ったが私は先頭に立った」そうありたいです。そして42期の社長の約束を文書で社員の方々に宣言されています。中々できることではないと感心しきりです。

フォローミー(突撃)⇒後へ続け 経営者自身が番危険な場所にいないと社員は戦わない…..なるほど!!

塾長の言葉で心が変わり、難局を乗り切ることが出来た  川幡紘嵩塾生
⇒この塾生の先代は、かなり厄介な方だったと思います。よく我慢されたと感心しきりです。これならば創業した方が早いと思うぐらいに。やはり業は、次の代へ受け継がれるのだと思います。老舗になるぐらい続く会社は、徳を資産のように蓄えて次の世代に残しておられるのでしょうね。

日産リバイバルプランで勝ち得た社員との信頼の絆 西井博文
⇒一度書きましたので割愛させて頂きますが「もうだめだと思った時が仕事の始まり」その言葉に支えられたとあります。リバイバルプランではありませんがゼネコンの工事は、引き受けないようにして今年は、ゼロでした。ゼネコンさんの業者さんは、どうやって利益を出しているのかよくわかりません。今後、住宅もそのようになるのでしょうが何とか追随できるように精進します。大手ゼネコンの下請けで社員を満足させている会社があるのでしょうか?

塾長から直接受け取った教えから学んだ事・実践した事 栗山敏昭
⇒~出てきた数字を説明できない人が多い~最近、悩ましいのは、その事です。それは、私が数字を軽視してきた結果でもあります。そしてスピード決済と情報の共有化を軸に手を打たれたのが分かります。そして塾長のアドバイスにあるように鳳フィロソフィーをつくらねばと考えています。

成就する思い、成就しない思い 塾長講話
病から逃げようとした若かりし頃の塾長、昔、苦しみは、逃げれば逃げるほど追いかけてくる。苦しい時には、苦しみの中に飛び込みなさい」と言われましたがそんなことをふと思い出しました。幸之助翁のダム式経営でも「そう思わないけませんな」と言う言葉に感銘を受けられたように思う事の大切さを今更ながら感じています。「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」それを肝に銘じています。「君の思いは、必ず実現する」と言う自著を自分で千部買い日本の少年院や鑑別所宛てに贈られていますが素晴らしい事を何気なくされている事に感心しきりです。心の多重構造については、何度見ても流石です。

「感情の奴隷になっている人たちがいろいろなひどい目に遭っている同じ場所で、感情を克服した人々は、たいへん穏やかな日々をおくっています」と言うアレンさんの言葉を引用されていますが欲望をコントロールする事が克服の意味だと思います。今年は、ムヒカさんが話題になりましたがだからムヒカさんについていくと言う人間が何人いると言うのでしょうか。

最後に「思い」とは、大きなパワーを持つ理性、良心、つまり利他のレベルで描いたものでなければ実現しないとあります。それこそが喜捨の精神だと思います。

全国の地方小売店との共栄を目指す百円均一コンビニエンスストア
田口良啓
~百円コンビニ~今では、珍しくなくなりましたがこの時代にここに気づかれるのは素晴らしい事だと思います。それは、砂糖屋さんではどうにもならない何とか生き延びなければと言う強い思いがそれを発想させたに違いありません。そして苦しんでいる小売店に手を貸されたのも自分ならこうして欲しいと言う事を実現されたのでしょう。利他の心とは、そういう心かもしれません。

稲盛哲学に賭けるバナナ王への夢 山田勇次塾生
⇒この方も読ませて頂いたので割愛しますがナポレオンヒルの「巨富を築く十三の条件」を読んで体を突き抜ける旋律を覚えたとありますので書きます。
13とは、
① 願望―成功への扉を開かせるエネルギー
② 信念―願望実現の原動力
③ 深層自己説得―創造的思考の種子を潜在意識に植えつける
④ 知識―他人より10年先んじるノウハウ
⑤ 創造力―無から有を生む想像力は出番を待っている
⑥ 計画―目標を立てても失敗する理由はこれだ!
⑦ 決断力―優柔不断はすべてをダメにする
⑧ 忍耐力―批判を恐れず困難を克服する
⑨ マスターマインド―協力者を軽んじてはうまくいかない
⑩ 性衝動―人間の本能を創造的なものに転換する
⑪ 潜在意識―あなたは無限の可能性を秘めている
⑫ 頭脳―頭は使うためにある
⑬ インスピレーション―英知の殿堂への扉を開く勘とヒラメキ
強い願望は、世界共通のようです。

協同組合の圧力にも屈せず正しい道を素直に歩む 中川広司
⇒生コンで勝負など今では、無謀とも思えますが凄い事だと思います。差別化のしにくい商いでもこれだけできると日々の改善や良くしたいと言う思いが大切なのだと感じました。ウエルカムトラブルとは、言えませんが
苦笑。

精度の向上、コスト低減
日々コツコツと創意工夫を続ける  中村敬塾生
⇒軸受けのコロに特化して成長した会社~ガっちゃんの会社に似ている様な…..。「今日より明日、明日より明後日と、必ず創意工夫をする」イノベーションとはこんな小さな改善の積み重ねだと思いました。確かにビジネスチャンスへの嗅覚が優れた人間がいますがそれを聞いてもあまり役に立ちません。
それよりも人が「ちょっとこれがあれば便利だな」と言う声を活かしながら素晴らしい経営をされている企業の真似をしていきたいと思います。

リーダーに不可欠な社会的規範  塾長講話
⇒塾長が提起された国家財政とモラル、本当に今の日本は、どうなっているのでしょうか?一方でコンプライアンス(法令順守)や行き過ぎた(間違った)平等意識が日本の人材の育成の妨げになっている様な気がしてなりません。恥を知る事を大切にして素直に過ちは、改め、欲望を自分でコントロールできるように心がけたいと思います。

西郷さんの言葉「己を愛するは、善からぬことの第一なり」とあります。この言葉一つでこの人物の大きさには、かなう人は、いないと言うのが分かります。それが人は、できないから理性でそれを抑えなさいと塾長は、言われています。その問いかけの言葉が「動機善なりや、私心なかりしか」ではないでしょうか。
個性の勘違い
⇒守・破・離という事を大切にしています。まずは、言われた事を守る、守らせる、それが自然にできるようになったらそれを変化させる、そして自分独自のもので表現できる~それには、時間がかかります。それをきちんと理解させて社員を育てたいと思います。

人格を磨く

本日は、日曜日です。毎日が忙しいのでゆっくり休んで下さい。


「海舟のように」  安岡正篤

暑いからと言って冷房、寒いからと言って暖房、食い過ぎたと言っては消化剤、こういう調子でやっておると、人間の身体は鍛えられることがない。


生命というものは、生命のつくる肉体というものは、やはり鍛えていじめなければ、徒長(とちょう)した麦と同様ふらふらと伸びてしまって、それこそ他愛もないものになってしまう。


肉体的にも精神的にも、左様にして文明はいつも滅びる。だからわれわれも先ず海舟の様に鍛えなければいけない。


貧乏しても、感激を生ずるだけのエネルギー・精神力を持たなければいけない。

困難ここに到って神経衰弱を生ずるようではどうにもなりません。


 

 

「ガスにまかれ視界ゼロの中を足元だけ見てきた。霧が晴れたら、断崖絶壁の所にいた感じ」


京セラの創業期から4兆円を超える会社をつくられた稲盛塾長は、自らの足取りをそう言われます。


「もうだめだと思った時が仕事の始まり」と言う言葉を何度も自分に言い聞かせられたのでしょう。

 

為替レート110円から115円に設定している時に100円と自らに課しておられました。それほどに用心深い経営をされてきました。


ダイエーさんについてこう語られています。「主婦の店・ダイエー」の看板を大阪・千林にあげ、いい品を安くのキャッチフレーズで、戦後の流通革命を進めた中内功氏、そのダイエーも過大な有利子負債を抱え、産業再生機構の支援を得て、スポンサー企業を募る状況に追い込まれた。

 

中内氏の言葉で思い出すのが「会社がいつのまにか大きくなって社員教育が追いつかなかった」と聞いたことがあります。 私も多県への支店出店を極力禁じてきました。

 

君たちは、まだまだ学ばねばなりません。今の力に満足しているのであればとんでもない事です。まずは、自らの成長を心がけてください。君たちは、日本レベルでも世界レベルでもないでしょう。

 

「謙虚にして驕らず」君たちがそう思わなければこの会社は、繁栄できません。今、この瞬間が未来の自分の結果として現れます。それを忘れないように。




こちらは、稲盛和夫塾長が振り返って語られた言葉です。あの昭和の大経営者もこのように懸命に歩かれたのですよ。今の自分と比べて下さい。


「高望みをしていたら、周囲を見て、ああ、ここまで登ってきたな、もうちょっとやなと思っていたら、足がすくんで歩けなかっただろう。あえて見えないように、見ないようにして、一歩、一歩だけを頼りに足元だけを固めて歩いてきた。その一歩一歩の地味な歩きと言いますか、それが自分でも創造できないような高見に登らせてきたし、地味な努力、慢心もしないで、謙虚さを失わないできた結果、大きな破たんにも遭遇しないで登れたのかと思います。」


 

機関紙マラソンより学ぶ


2015年10月5日から始めた機関紙マラソンは、60号になりました。読んで書くだけで6時間ぐらいかかります。朝か晩か歩きながら読むのが習慣になりました。


そして9人の素晴らしい経営者と近しい関係になりました。そして壇上で発表もさせて頂きました。


君たちとも個別の飲み会を増やしたいのですが今年は、私生活が慌ただしく中々できません。もう2ヶ月前になるか  苦笑

来年は、もう少し増やします。


私のここ10年の大きな問題に次期社長があります。これからの君たちの未来進行形の能力を見ながらの判断になります。

判断基準は、この通りです。一個人の能力は、3番目で1を最優先します。


1番⇒人格 2番⇒勇気 3番⇒能力 


人格が1番目で能力は、3番目です。それを忘れないで下さい。もちろん20代の末永君や熊谷君に一気に変える事もあります。まだまだキャリアは、浅いのですが純粋無垢で伸び代があります。これまで通り裏表がなく、誠実に育って下さいね。


「受けた恩は、石に刻み、かけた情けは、水に流す」私は、そんな人間にしか興味がありません。



44 8/7(日)

塾長理念 

「もうダメだと言う時が仕事の始まり」

⇒寝ても覚めても考えに考え抜くことで活路を見出す。

そのために燃える熱意や情熱を失わないようにしたいと思います。

 

リーダーのあり方について

「一国は、一人を以て興り、一人を以て亡ぶ」

⇒アメリカのジョージ・ワシントンさんのお話は、納得です。全権を持つ人間が人格者であれば国家(会社)は、独裁であろうと栄えると思います。いい例が明るい北朝鮮と言われるシンガポールです。リークワンユーという一人の首相が偉大な国家を創り上げました。もう一つ言えば彼も台湾の李登輝さんも華僑の大富豪もこの客家出身です。私の見習うべきモデル組織は、客家であり、そんな普遍性を組織に植え付けようとしてきました。

 

胆力の重要性

⇒人格と双璧して大切な事が胆識と言われています。「こうでなければならない。こうありたい。」と願う事を見識と呼び、それは、「確固たる信念にまで高まっていなければならない」と安岡さんの言葉を引用されています。明治維新の頃の日本人は、「肚(はら)で生きる」事が当たり前の時代でした。そういう生き方を言われているのだと思います。それは、統率力であり、決断力で有り、実行力であると言われています。私同様に社員にもその胆力を磨くことを常々指導してきました。 1番⇒人格 2番⇒勇気 3番⇒能力 そろそろ 1番と 2番だけでなく 3番を磨かなければならないところまできました。

 

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

⇒この意識を社員全体に浸透させなければと思います。

 

どの山に登るか?

⇒創業 17年になりますが自分でもどの山なのか分かりません。しかし皆さんと出会い今の山では、低すぎる事だけは分かりました。もっと志の高い山を登る気概で経営をせねばと反省しきりです。そして高い目標は、それに見合うプロセスが必要と書かれています。それも皆さんと塾生先輩方の過去から学ばせて頂いています。

 

六波羅蜜

「布施・自戒・忍辱・精進・禅定⇒智慧」

その中でも布施について意識しています。布施とは、喜捨の心で施す事を言いますがそれを自然にできるように自分を磨かなければと思います。その5つを強く意識することで素晴らしい叡智が生まれる。それを今後も繰り返しいます。

 

最後に普遍性と書かれていますが非常に共感できます。普遍性を社員たちと共有する。日々の仕事のアドバイスや現象などは、その普遍性を共有していればずれる事はないと言うのが持論です。

 

「人種を超え、文化を超え、言葉を超え、等しく共有できるような普遍性」

⇒新たな目標ができました。なんとかそれを手に入れたいです。

 

心の研究 (溝口雄三教授)

「拙者ただ一人」

⇒会社は、社長次第と言う事を常に意識しているつもりですがまだまだ切腹ほどの責任や覚悟ではありません。左の腹を深く刺して静かに右に回しまた戻して切り上げた~そして短刀を引き抜き首を差し出す……ある方に「生き死にを意識しない仕事など遊びに過ぎない」と言われた事がありますがこのぐらいの意識を持った決断をしなければならないと思います。

有意注意で精進を重ねます。

 

⇒同業他社の殲滅が企業の繁栄と言うのが西洋的な経営で日本的経営はお互いの住む場所を探して住み分ける。そんな形が日本の土壌には、合うような気がしてなりません。中国には、ダオツェンとシエヅイという中国語があり、お詫びはしたが謝罪はしていない…… .目から鱗です。

 

人間としての普遍的価値観とは、「公平、公正、正義、勇気、誠実、忍耐、努力、親切、思いやり、謙虚、博愛… .

⇒これは、社風になりつつあるようです。昨年よりも今年好調な理由は、そういう事も有るような気がします。そして束ねると言う感覚が少しだけ分かりかけてきました。

 

「心は、天地のもの」孫子の兵法で敵を打ち負かす事ばかり考えてきた中国は、朱子をはじめとした儒教を見直した方がいい気がします。

 

時代のニーズに合わなくなった家具 小売り業をどうすればいいか?

⇒先日、大川地区の家具屋さんを回りましたが元気なのは、数社でしょうか。閉店する店も見かけました。塾長が老人福祉事業も飛び石ながら一つの道と言われていますが我々も生き残りをかけた飛び石が来るかもしれないと思います。しかし国を含めて保護政策が絡む事業は、弱くなる現実があります。次の代、次の次の代まで生き残れる事業を模索したいと思います。

 

理念の共有を果たして一歩を踏み出した全員参加の経営 井関新吾 

⇒一体感… ..ごく当たり前の事のように思えます。そう言えるのに 15年かかりましたが。とにかくこれからは、商育に力を注ぐ所存です。

 

流通再編の荒波にもまれながら"異質化"による今後の在り方を模索 福井誠司

地ビール業界は、塾長の言われるようにいばらの道でした。その中で銀河高原ビールは、破たんしました。そして政治家になられた福井塾生… ..塾長は「利益を出す体質にするのが先決で地ビールには、賛成できません」と言われました。塾長の先見の明には、ただただ驚くばかりです。

 

宇宙的発想でほんものを追求し続ける人  貴和 皓山

酸素を燃焼不足状態にすると色が青みを帯び、色の変化が窯の下、窯の上、窯の中で管理できないほどにあばれます。そのタイルの生産技術担当をしていました。釉薬にチタンを使うとそれはモネの絵のように素晴らしいタイルが完成します。 1300度の焼成温度でチンチンと言う金属音がする製品です。そして「山中さん、純粋無垢な人間になりなさい」と言われた事を思い出しました。今は、非効率的な生産に利益を出す術はなく閉鎖になりました。他の大量生産型のタイルによる価格破壊とバブル崩壊により追い打ちを掛けました。日本の陶芸が世界レベルに広がる事を切に願います。

 

泣き虫先生 山口さんの話は、あまりにも有名なので割愛しますがバイクが廊下を走る腐れた学校を花園へ導いた手腕は、我々経営者も真似しなければならないのではないかと思います。いい人材を集める事も経営では必要ですがそれに入れない人間を引き上げながら経営するのも有りだと思います。

 

⇒泣く暇があったら翔んじまえ この言葉は、つかえそうです。

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