9月 15日 18 時半~ 20 時半 東京盛和塾生でもある秋山木工の秋山利輝社長の講演があります。
仕事は、オーダーメイドの家具で宮内庁、一流ホテル、迎賓館などに納められており、毎年世界に通用する一流の職人を輩出されています。
本やテレビでも有名な方で入社一年目は、見習い、男女問わず丸坊主、恋愛禁止、携帯使用禁止、その後の 4年間も全寮制で鳳とはスケールが違います。
聴講したいハルカびとは、小林支店長の方へお知らせください。
その秋山さんの「職人心得30箇条」をご紹介します。「現場に行かせてもらう」という末尾に感謝の念と現場に対する祈りが見えないですか?
現場は、我々の本社と思えと言いますがこんな意味を含めています。世の中は、広いですね!!私は、まだまだ未熟者です。
大きな声で基本の挨拶をする練習から始まり、1日のスケジュールを確認し、そのあと全員で『職人心得30箇条』を唱和します。秋山木工の『職人
心得30箇条』とは、職人としての心構えを説いたものです。礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心、人として大切なこと
‥‥、人づくりの基本が『職人心得30箇条』には詰まっているのです。
1.挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
気持ちのよい挨拶は、人を笑顔にします。積極的に挨拶をすることで、周りを活気づけることができます。
2.連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
情報を共有することで、周りも自分もスムーズに作業が進みます。また、周りの人に安心していただけます。
3.明るい人から現場に行かせてもらえます。
いつも明るくしていると、自然に周りも明るくなります。また、人が集まりお仕事がいただけます。
4.周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
その場の空気を感じ取り、相手の目線で考え、素直に行動に移すことで、自分の人間性も高まります。
5.人の言う事を正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
指示された内容を正確に理解し、素直に行動に移すことで、自分の人間性も高まります。
6.愛想よくできる人から現場に行かせてもらえます。
いつも愛想よくしていると、周りの方々に気持ちよくお仕事をしていただけます。
7.責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
責任を持って仕事をすると、緊張感が生まれ、集中して取り組むことができ、そして自分の技術力も上がります。
8.返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
わかっているのかいないのか、はっきりと意思表示をすることで、仕事のミスをなくします。
9.思いやりのある人から現場に行かせてもらえます。
常に相手のことを自分のことのように考え、行動することが大切です。
10.おせっかいな人から現場に行かせてもらえます。
相手のためを思うなら、嫌がられても、言うべきことを言ってあげることも大事です。
11.しつこい人から現場に行かせてもらえます。
限界を決めず、技術も人間性もとことん追求していくことが大切です。
12.時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
時間は止まってくれません。今できることを考え、一瞬一瞬を無駄にしないことが大切です。
13.道具の整備がいつもされてる人から現場に行かせてもらえます。
道具を整備していることで、すぐに仕事に取りかかることができます。また、道具は一生自分を助けてくれる相棒です。整備することで感謝の気持ちを表します。
14.掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
掃除、片付けは仕事の最後の仕上げであり、
次の仕事の段取りにつながるので大切です。
15.今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
今の自分の立場をわきまえ、何をすべきかを考えて、素早く行動することが大切です。
16.前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます。
これからどうなりたいのか考え、どんなことでも前向きに取り組むことで、必ず成長できます。
17.感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。
周りの方に支えていただいていることに感謝し、行動することが大切です。
18.身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。
身だしなみの乱れは心の乱れです。社会人のマナーとして、また、安全に作業するために大切です。
19.お手伝いのできる人から現場に行かせてもらえます。
周りの人が何を望んでいるのかを考え、行動することが大切です。
20.道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。
道具を手足のように使えることで、感動していただけるものを作ることができます。
21.自己紹介のできる人から現場に行かせてもらえます。
自己を見つめ直し、自分の良いところを相手に知っていただき、日本人としての夢を語れることが大切です。
22.自慢のできる人から現場に行かせてもらえます。
お客さまのために、どのようなものをどんな工夫をして作ったのか、説明できることが大切です。
23.意見が言える人から現場に行かせてもらえます。
さまざまな考えを共有し、より良いものを作ろうとすることが大切です。
24.お手紙をこまめに出せる人から現場に行かせてもらえます。
感謝の心を自分の字で表すことで、より一層想いが伝わります。
25.トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。
一番汚れる場所を磨くことで、自分の心も磨かれます。
26.電話を上手にかけられる人から現場に行かせてもらえます。
相手の顔が見えない分、簡潔にわかりやすく伝えることが大切です。
27.食べるのが早い人から現場に行かせてもらえます。
食べることにも段取りが必要です。農家の方や、食事を作ってくださった方に感謝をし、無駄なくおいしくいただくクセをつけることが、仕事にもつながります。
28.お金を大事に使える人から現場に行かせてもらえます。
お金の生まれる過程を正確に理解し、感謝して使うことが大切です。
29.そろばんのできる人から現場に行かせてもらえます。
計算を速くすることで、仕事と材料を効率的に使うことができ、お客さまに喜んでいただけるものが作れます。
30.レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。
その日学んだことをわかりやすく書こうとすることで、もう一度身に付き、
日々を2倍速で学ぶことができます。