万日回峰 山中康弘   

鳳凰はるか天空にあり  一挙、9万里はばたけり  知らず天地有情の間 孤影の百雷をもって来たらんを (10000歩まで毎日更新)

2016年06月

ハルカなるひと⁉️


(松浦健一画伯作品「知的な野人たれ」)


~ケセラセラなひと~

昨日のブログに続きます。

「ケセラセラなひと」について理念に盛り込まれています。真面目で一途さの中に遊び心もあります。真剣とは、しかめっ面ではなく笑いながらやることを指します。 ハルカびととは?」こちらも考えてみてください。


「ケセラセラなひと」

①大人の哲学をもち子供の様な純粋さをもつ事


②スーツを着こなすがジーンズも穿(は)きこなすひと


③人生を語れるがジョークもうまいひと

有意義も好きだが無意味なことも好きなひと


④常識はもっているが決して縛られないひと


⑤ITには強いが手紙は筆で書くひと

孤独も好きだが社交も上手なひと


⑥常に冷静だが時には、情熱的になれるひと


⑦自信は、あっても過信はしないひと

協調も出来るが反論も出来るひと


⑧部下にも上司にも厳しいが自分には、もっと厳しいひと


⑨上質には、こだわるが贅沢は、好きじゃないひと


⑩自分の誕生日は忘れても約束は守るひと


11 時計も輝いているが目は、もっと輝いているひと


12守るべきものが多くても冒険できるひと


ハルカ諸君、「ハルカなるひと」で考えてください。  「知的な野人」と「随所で主となれ」は、響くのですが、他がしっくりきません。


例えば自己犠牲は、喜捨に変えたいです


皆さんの意見を加味して作り直しましょう。


 

 

 

鳳経営理念の洗い直し


鳳では、全天候型の経営が目標です。そのために「①社員教育②各事業の複合化と差別化③多能工化④資格取得」に力を入れてきました。


その速度は、亀のようにゆっくり成長してきました。6月も雨にも負けず力の限り働き、収益を出しました。 今日の朝礼で下を向いてしかめっ面した人間などいません。皆が朝礼で笑っています。


我々には、「喜働」と言う言葉が似合います。

 さて来期に向けてインターネットの整備と集客をケセラセラジャパンの橋本殿と打ち合わせています。ケセラセラさんは、WEB制作⇒WEBコンサルティング⇒集客コンサルティングが仕事です。

 

その会社の企業理念・フィロソフィーの一部を掲載させて頂きます。我々にも経営理念がありますが「知的な野人たれ」と「随処で主となれ」以外は、少し見直すようにしたいと思います。ハルカ諸君で考えてください。

 

行動規範8か条

1、      モテテいるか?

超えたいと思う人にこそ、求められる存在になる。その姿勢が人生を何倍も豊かにする。


2、      堂々と生きているか?

自分の姿勢と提案に確信があれば、自然と胸が張れる


3、      本音で話しているか?

嘘や言い逃れで、真の信頼を勝ち取った者は、いない


4、      創造的想像が出来ているか

全ての段階は、想像の段階で決まっている


5、      有言実行できているか?

365日寝ても覚めても四六時中強烈に思い続ける事により、目標は、実現する


6、      日本の心を忘れていないか?

謙虚に、しかし堂々と胸を張って、礼儀を尽くしながら素直に学ぶ気持ちを貫き、学びに感謝することで、自分自身の器が自然と鍛えられる


7、      人生をたのしんでいるか?

仕事と遊びを二股かけず、仕事を楽しめる魅力的な大人こそが、人の心を惹きつける。


8、      そこに愛はあるのか?

小善は、大悪に似たり、大善は、非常に似たり。 「愛」とは、他人の喜びを自分の喜びとする心である。

 

5年で年商10億越え!!5倍の売り上げの会社です。内容も素晴らしい!!平均年齢は、28歳!!伸びる会社には、このような理念が根付いています。

映画「殿、利息でござる」その2



この映画は実話です。そんな無私の政治家や経営者であればバブルも異様な国の借金も少子化もなかったでしょう。

 江戸時代の儒学者である関一楽が書いた冥加訓 足元を照らし続けました。それは、「善を行えば天道にかなって神仏のご加護があり、 悪を行えば天に見放されて罰が与えられている」それが理念になっています。

鳳社是では心もとないようです。後、5年かけてやり直したいと思います。ハルカびとの声を聞き直します。もちろん実話の映画です。その精神を思い出して欲しいと願います。

 

内容は、大名から不当な荷役を負わされている、貧しい宿場町の百姓や町人達が、奇策を企てる。金を集めて、大名に貸し付け、利息を得ようというものだ。集めようとする額は、現在の価値に換算して三億円!前代未聞の途方もない企てだが、徐々に賛同者が集まり、現実味を増してくる。


この企ての中心にいた人々が守ろうと心がけていたのが、「慎みの掟」と「冥加訓」。私欲を慎み、善行を他人に悟られないように心がけ、他者を苦しめてはならない。


「あんた、一体どっち向いて仕事してるんだ」。武家との交渉に当たった町の取りまとめ役「大肝煎 (おおきもいり )」の心が揺らいだ時に、奇策の発案者が詰め寄る。誰だって自分の立場は守りたい。人の評価はもちろん気になる。

 なかなか無私になることなんてできない。だけど、私欲を捨て、苦しむ民の方に向き合って、私財を投げ売った人達がいた。この事実にとても励まされる。奉公人達も犠牲となってしまうのに、主人の志を誇りに思い、成就を願う様子が心に沁みた。

「冥加訓」という備前出身の学者の本を読み、「人は万物の霊長であるから牛馬を苦しめ、その背中に乗るような可哀想なことをしてはならない。ましてや駕籠のような人間が人間を苦しめるようなものに乗ってはならない。」との教えを守っているそうです。

 作者は、その本のあとがきで

「今東アジアを席巻しているのは、自他を峻別し、他人と競争する社会の在り方である。大陸や半島の人たちには元来これがあっていたのかもしれない。競争社会の厳しさと引き替えに、『経済成長』をやりたい人たちの生き方を否定するつもりはない。しかし私にはそれには入っていけない思いがある。『そこに本当に人の幸せがあるのですか』という立ち止まりが心の中にある」と。

 「本当に大きな人間というのは、世間的に偉くならずとも、金を儲けずとも、ほんの少しでもいい、濁ったものを清らかな方に変える浄化の力を宿らせた人である」とも。

この9人は、子々孫々に、「自分たちのやったことを誇るな。絶対に上座に座るな」と言い残していたと言います。

 



映画「殿、利息でござる」その1



 飯田雅主さんは、白駒妃登美さんと是松いづみさんをフォローする立派な青年です。その彼が「生まれてきて一番素晴らしい映画を見た」と言われました。その二日後、司法書士の方にも「この映画、 素晴らしかったです」と言われました。流石に縁者二人に言われれば見るのが人情です。

テーマは、「喜捨の心」です。

私が映画館に足を運など5,6年記憶にありません。原作は、司馬遼太郎さんの跡を継ぐ人と言われている磯田道史さんです。

 この映画は、縁により出来たそうです。磯田さんの書かれた「無私の日本人」を京都の方が読まれます。それをその方の娘のテレビ局にお勤めの娘さんが読まれます。それに感動したお娘さんが元同僚に贈ります。その女性の御主人がこの映画監督の中村さんだったそうです。 ですからこの映画の成り立ちを感動のドミノと呼ばれています。


「公と私。税金の使い道。陰徳。志。親心。」この映画一つで沢山の事を学べます。そして今、政治家や経営者に一番大切な事を教えてくれます。ハルカびとの子供にも見せたい映画でした。

細かい筋書きは、これから観る方々のために書きません。

例えば 町を救いたいと思う純粋な気持ちで極秘に進めていた計画が外部に漏れてしまいます。それを隠す戒めとして資本を出した主人公の商人たちの間で「つつしみの掟」をつくります。

一  喧嘩、口論は、相つつしむ


一 こたびの嘆願について、口外することをつつしむ


一 神社仏閣へ寄進致す折も、その名を出すことをつつしむ


一 往来を歩く際は、礼を失することにならぬよう、これをつつしむ


一 振る舞いなどの寄り合いでは、上座に座らず、末席にて、つつしむ

 「大願成就した暁には、なおもつつしみ、かつ子々孫々に至るまで固く守らせ、これをつつしむ」

そしてこの映画の後でも子孫は、名乗り出なかったそうです。

我々は、どうか? こういう事を書くべきか迷いましたが次世代のために書きます。

私は、宴会で下座に座ります。儲けは、会社に貯めています。私の家は、借地借家です。皆で食事した時に君たちは私にごちそうさまでしたと言う時に「それは、君たちが稼いだお金だから言わなくていい」と言います。上司へのお歳暮もゴマすりも叱ります。減収の時の裁きは、社長の次が幹部です。保証人は、社長の私だけです。ここ数年40歳以上の給料は、据え置きにして40歳未満の給料を上げています。

 映画に比べれば未熟で荒削りです。しかし我々の道が間違っていないと確信しました。頼んだよ、鳳諸君‼︎


 

孫正義さんの25文字

6月は、偶然にもお二人の方から孫正義さんのお話を聞きました。一人の方は、孫さんが小学生の時に出会ったそうです。その時にその方は、孫さんに「僕のサインをくれ。そして困った時においで」そして時が経ち孫さんが成人して億の金を貸して欲しいと来られたそうです。その桁が違っていたと聞きました 笑。


そしてその方は、木の伐採事業にて財を成されたそうですが「森は、文明の前にあり、砂漠は、その後にやって来る」その言葉に目覚め今は、財産すべてを投げ出しマングローブの木をインドネシアに植樹されています。国連にも評価されています。

 孫さんの創業は、大野城の南が丘の一室でした。ミカン箱の机を叩きながら「俺は、豆腐みたいに数える会社(1丁2丁と数える兆(丁)円産業)を作るんだ」と社員に宣言して数人が呆れて辞めていったと聞いたことがあります。

お恥ずかしながら鳳も大野城市南が丘の手塚ビルのオンボロ部屋で創業しました。

 もう一人の社長は、孫さんが兄と慕う人物で3本指を立ててこれだけと言われ300億と思いましたが孫さんの要求金額は、3千億だったと言う逸話の持ち主です。その方も一世を風靡した人物でした。

 昨日は、ある方が勧められた本を読みました。「孫の二乗の法則 板垣英憲著」です。彼は、19歳で「人世50年計画書」を作成しました。

20代 名乗りを上げる

30代 軍資金を貯める

40代 人勝負する

50代 事業を完成させる

60代 次の世代に事業を継承する


19歳⁉️です。

 孫さんは、「今までで僕は、何千冊の本を読んで、あらゆる体験、試練を受けてこの25文字で、これを達成すれば、到達すれば、僕は、リーダーシップを発揮できる、後継者になれる、本当の統治者になれると心底思っている、その25文字です」と言われています。

それをご紹介します。ハルカびとは考えてみてください。私は、まだまだ自分の志を練る必要がありそうです。自分が恥ずかしくなりました。


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