万日回峰 山中康弘   

鳳凰はるか天空にあり  一挙、9万里はばたけり  知らず天地有情の間 孤影の百雷をもって来たらんを (10000歩まで毎日更新)

2015年10月

譲ってよい事。譲ってはならぬ事。 武心経営塾にて



近藤塾長と私   武心経営塾にて

本日は、 2014年の 10月の通信のリメーク

2284歩  335ー27
  2014.10 31


本日は、近藤塾長の"武心塾だより"10月号(昨年)から言葉をお借りします。

「夢」をなくしちゃ進歩がないぞ"と言う表題です。

鳳諸君は、夢はありますか?

愚問だね(笑) 


1、人間には、命よりも大切なものがある。

 


2、使命感・志・夢を大義と言おう。

 


3、「三菱自動車は、三菱重工が産んだ子供!!子供が苦しんでいる時に見捨てることが出来るか。私の仕事は、会社と社員を守ることに尽きる」(西岡蕎)


そして社員には、「誇りをもって精一杯働け!!君達は、私が守る。」それから9年 ….三菱自動車は、立ち直った。

 


4、摩擦(困難)が大きければ大きい程、乗り越えた時の喜びは、大きい。今の世の中、子供たちから困難を取り除き、温室育ちのひ弱な花にしろ、ろくな実を結ばない。


逆境と言うのは、有り難い。逆境があったからこそ「なにくそ」と言う気持ちで困難を乗り越えられた(叱咤激励と言う言葉を聞かなくなった)

 


5、たった一人でもお客様をないがしろにする社員がいたらその会社の評価は、そのダメ社員のレベルになってしまう。だからこそ社員のレベルを高めていく教育が必要になる。そしてそれは、すごく難しい事である。 

                                   


  "己の肉体が朽ち果てようが譲れない"部分.....もちろん私にもあります。
だからこそ大義以外(どうでもいい事への執着や意地)は、捨てています。


ハルカびとは、人生で一人しか通れない一本道で道を譲ることが
50回あるか考えてください。

小さな意地や日常の些細な事は、どんどん譲ることです。


昔からですが私は、嫌な奴の靴ぐらい平気で舐めます。時を奪われたくないのです(笑) 


しかし大事な人の靴は?もちろん舐めません、敬意を表して向き合います


今の日本の混乱と不安と焦燥は、"譲るべき事・譲ってはいけない事"の見極めの欠如です。 


ゴミの分別よりひどい現実



日本の政治を見ていると"あの世の出来事(浮世離れ)"にしか思えないのは私だけでしょうか?

お互いを先生と呼ぶ(思ってもいないのに)姿を見ると残念でなりません。先生と言う言葉を軽くしないで欲しいのです。
  


日本の経営者の方々は、もっとひたむきで純粋です。 政治家のレベルが企業家の方より低く思えるのは私だけでしょうか? 


時間と空間の領域の狭さが原因です。



叱も咤も同じような意味ですが「怒気をあらわにして大声でしかること、しかりつけること」と書いてあります。


叱責は、しかった後に相手の過失をとがめる事を言います。


叱責は、他人から言われることではなく自分で感じてください。 

 


過去の出来事に過ぎないのでどこかで割り切ってください(現在と未来だけを見つめてください。)。


そして自分を責める愚行を辞めてください(黙っていても誰かに責められますよ 笑) 



社風として非常に仲がいいのは、素晴らしい事です。が、"叱る"というシーンをあまり見かけません。上司が部下を叱れない原因は、3つしかありません。

 1、    嫌われたくない

           (部下に好かれたい)
 

    2、    愛情がない(無関心)
 

    3、    部下の方が上司よりも優秀 



好かれるとか好かれないとか考えないでください。
 

私も君たちに嫌われようが知ったことではありません  笑

愛情さえあれば......  

大きな愛は、 10年後にしかわかりませんが 笑

 

"進言"という言葉があります。それは、武士が腹を切る覚悟で上に物を申すという行為です。


私は、"腹を切れ"などと言いませんのでこれまで通り遠慮なく言ってください。 



会社を倒産させるのは、簡単です。上司に偽物の情報を並べればいいのです。

社長にもそれを伝える …3年で会社を潰せます。  いつまでも堂々と物申す会社でいましょう^_^


「教室の感動を実況中継!先生、日本ってすごいね。」を読んで


埼玉  南浦和駅   
通勤ラッシュの中の救出劇

2283歩 334-27

昨日の専務に続き感想を書きます。


この画像は、平成25年7月22日 
最近の話 

ホームに挟まれた女性1人を救うために電車を押す人々です。しかも朝の通勤ラッシュのど真ん中!!

「海外の人々の反応は?」

撮影に夢中になる 何もしないで電車の遅れに文句を言う これだけの人数でどうやって動かした? だから日本って世界のトップにいるのね 日本人は、いつも日本人なんだ ……

そんな称賛の声であふれたようです。


日本人にとっては当たり前です。(日本人にも)腐りかけた鯛のような人間もいますが追い込まれたら過去の遺伝子が発動します(笑)。その遺伝子を叩き起こすような本でした。

 


教室の感動を実況中継!先生、日本ってすごいね。

~授業づくりJAPANの気概ある日本人が育つ道徳授業~ 

(服部 剛 著 高木書房

  

ご先祖様がどんな生き方をしてきたかこの1冊で分かります。

お恥ずかしいのですが19話の中にいくつもの逸話があり幾度となく涙を我慢しました(私の涙は、師が亡くなって枯れ果てました)  



「剛毅朴訥仁に近し」「喜捨の心」「受けたご恩は、石に刻め。かけた情けは、水に流せ」「徳孤ならず必ず隣有」「鬼手仏心」「和して同せず」「死に様こそ生き様」「生死一如」

そんな言葉がよぎりました。

「生死一如(しょうじいちにょ)」 

これは、友人であり生き方の手本でもある絵師の秋山憲二さんに教わりました。


「いつ何刻でも死ねる」 人間、死をみつめると限られた人生を精一杯生きることが出来る。
秋山さんは、死を意識しない生き方など"遊び"だと言われます。


過去を蘇えらせる写真と描写....そして純粋無垢な子供の素直な言霊も重なり映画館で鑑賞している様な感じでした。
 

 

そしてその事実に感動し、忘却の彼方へ置き去りにしてきた"日本人(人として)"の心を蘇らせ
てくれました。

生徒と服部先生は、卵の中から孵化する寸前の雛と親鳥のようです。

雛は、殻の中から声を発して生まれるためにもがき、親鳥は、外側から卵をつついて手伝う…


「啐啄同時」  
子供たちの中で徳の卵が孵化する

19章の子供たちの言葉を噛み締めながらそんなことを思いました

こんな先生ばかりならば日本から悲しい事件が無くなるのではないかと思います。ぜひ学校の教師の方にも読んで頂きたいと思います。そしてその徳育こそ日本経済(国力)の復活の鍵を握ると思います。      


そして服部先生の授業は、押しつけるのではなく過去を忠実に描き、それを子供たちが考える。あたかも自然の摂理のように
…….


私は"社員教育とはかくあるべき"だと今更ながら学ばせて頂きました。  

ハルカは、知・商・体・徳の4つを育てます。その中で最も大切にしている事が"徳育"です。

私は、日本的経営とは終身雇用や年功序列ではなく古き良き道徳心だと思います。
「真心」です。


8年前の私は、商育を真ん中に置いて教育を重ねていました。皮肉にも商育優先の教育が社員の心を歪め、利益も貧相でした(ダマしダマしの経営です 苦笑)


ところが徳育を中心において好転しました。それがハルカの存続するための力の源です 。 ハルカが昭和の会社と言われる所以です。
 


日本民族がどれだけ素晴らしい教育を受けてきたかそしてその教育を実践する生き方をしてきたか十分伝わる内容でした。


近年、やっと日本国を愛することが当たり前の時代になりました(お恥ずかしながら私もです) 



私は 「変えられるのは、未来と自分だけ」他人と過去は、変えられない」そう思っています。 


原因究明などほどほどに未来と過去を変える生き方を子供たちに!!
 

この本を書かれた服部先生と企画・出版された斎藤社長に敬意を表します。

いつの日かお会いしたいです。

私は、この本を何冊購入するのでしょうか(笑) そして小学生、中学生を持つ親の方々がこの本を親子で対話して頂きたく思います


一つ言い忘れました
日本ミツバチの話....
本を見て頂きたいのですが献身的な蜂の姿が日本人に見えたのは、私だけでしょうか? 


今は、生きざま、昔は死にざま 気楽なモノよ 千万と言えども いざゆかん 

鮮やかに咲き 鮮やかに散る

山中 康弘拝   

 


ハルカの守り神(17年間支え続けた男)



2283歩 334-27

~中原弘幸~


彼は、創業から17年間も支え続けている人物です。


創業時の私は、26万円しかお金がありませんでした。ですから資金調達を必要としてそのために建築許可が必要でそのために二級建築士の免許が必要でした


夜討ち朝駆けで仕事をしながら勉学に励み、日曜日もある学校に通いながら取得しました(今もハルカびとに資格の取得を推奨していますがその試験に比べれば遊びですよ。合格が当たり前です。だから2回目は自費なのですよ(笑))



ハルカ創業の理由は、前会社の部下たちを守るためでした。しかし一度信用を失ったところからの独立は、過酷を極めました。別府の杉乃井ホテルの屋上や天神の駐車場の屋上など金額が大きな工事.....いわゆるマグロ漁船的な仕事を狙いました。中原専務も私もそうしなければ時間が不足していたからです。


例えばある日の私の行動は、朝の4時からこっそりと工事に入り終わらせて、8時に会社に到着、そしてその後2トン車で一人断熱工事2件終わらせ....その後、銀行と資金調達の打ち合わせ、そしてお客様と打ち合わせ....


この人工数を足すと0.5+4人工+0.5人工=5人工になります。一日で5人分です。中原専務も同じようなものです。そうやって生き残りました。もちろん二人とも家庭のことなどほったらかしでした。


結局天神の駐車場の夜間工事で夜中の二時に専務以外の社員すべてを失いました。理由は、たった一つ!!私が指導者としても人間としても未熟だったからです。


その専務の人間性は、私とは、別の生き物と思えるぐらいに違います。とにかく生真面目で礼儀を重んじ誠実そのものです。正義感と頑固さは、ピカ一でいつも私と衝突を繰り返しています(ハルカびとも進化のために遠慮なく衝突してください。君たちの仲が良過ぎるのが残念です。)


会社に楔(くさび)を打ち込んでいるのが彼です。私は、アクセルしかない車です。彼は、ブレーキです。もしも彼がいなければハルカは、1年で倒産していたでしょう。



しかし営業では軽やかなトークと鳥栖の訛りで癒してくれます。お声をかけてください(笑)
                             山中 康弘




教室の感動を実況中継!先生、日本ってすごいね。

~授業づくりJAPANの気概ある日本人が育つ道徳授業~

(服部 剛 著 高木書房  1400 +税)



日本人の気質は、何と言っても『寛容』と『仁愛』にあると思います。
排除するよりも包み込む、自己主張するよりも受容する。


他の文化を受け入れても本質は変化しない。他の文化を取り入れる事によって、更に日本人の精神は成熟し奥深さを広げて来ました。
 

その日本人の気質に、曇りなき鏡の様に一切の濁りを取り払った道徳律を加え『武士道』の精神が出来上がったのだと思います。


この本を読み終わり、先人達が現代の私達に『武士道の精神』を自分の命と引き換えに身をもって教えて頂いたように思えます。
 

それは、義であり勇気でした。礼節と誠実であり、名誉と忠誠でもあります。礼節を守りつつ義の為に自分の命を投げ出す人、運命に従い、その中で全力を尽くす人、誠に徹する人、様々な形で武士道の精神を実践し、世界中の人達に『日本人』としての素晴らしい行動規範を示して頂きました。


これからの時代は、自国の歴史、偉人、郷土を学び日本人の武士道精神を実践していく事が、真の国際人として活躍していく事だと教えて頂きました。
    中原弘幸



 


 


 


 


 


 



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


















ペルーで天命を終えた石川滄雲



(修行時代の石川滄雲 突きや蹴りをやりだすと夜が明けていたことも....)
 

2282歩 333-27

大森曹玄(そうげん)の本を購入しました。

大森曹玄は、親交の深かった方の師匠にあたります。


 


禅坊主の石川滄 雲(享年52歳)さんです。亡くなって20 年になります。滄雲さんは、臨済宗の禅坊主で托鉢・行脚僧として日本中を歩いておられました(聞こえはいいのですが乞食坊主です)



この人物は、生まれつきの小児麻痺を空手で克服しました。
その後剣聖と言われた剣禅一致の達人である大森曹玄のところで禅の修行を積みました。



最後は、禅と空手の道場を開くためにペルーへ行きましたがアンデスの山の道場で肺炎を患い死にました。その後、滄雲さんのお姉さんが危篤の彼の元へ訪れますが集中治療室でさえゴミをホウキで掃いていたそうです。



姉さんは、その遺体を飛行機で移送することを考えておられましたがチャーター機輸送で 3千万かかることで断念してアンデスの山に散骨されました。



滄雲さんは、世俗の価値観を捨て去り、猜疑心が強く、他人の隠しておきたい「恥部」を遠慮なく暴くためほとんどの友人から総スカン状態でした。


しかし私は、そんな滄雲さんが大好きでお付き合いさせて頂きました。とにかく学問が深く私は、毎日ワクワクして過ごしました。


お土産.....こっそり持ち込んだアマゾンの蟻です。その大きな蟻を三歳の愚息に差し出して「大きいだろう。」とニコニコしていたことが印象的です。

4歳の息子も「雲さん、雲さん」となついていました(笑)



福岡に立ち寄ると私の家が住み家となり 1週間滞在することも ….私が仕事をしている昼間は、一人で自宅から 1歩も家を出ずに本を読み、夜は、二人で酒を飲む生活です。


そんな私も滄雲さんに一度だけ𠮟られた事があります。お前の本読みは、「ただの学問に過ぎない」とほんものの"叡智"ではないと叱られました。その言葉を真摯に受け止めてきました。


そして「山中さん、会社が駄目なら全国を一緒に行脚しよう。一日 5万円ぐらいには、なるよ。」と真顔で言われた事が昨日の事のようです。


その返事?もちろんノーと答えました。物乞いをするぐらいなら死んだ方がマシだと思っていました。


人生で私が血のつながりのない人間で初めて号泣した男でした。
そして原榮三郎。いわお俊志と続きます。今頃三人で楽しく過ごしているのでしょうかね(笑)



梅雨のある夜その知らせを聞き一晩中一人泣きしました。

その形見としてお姉さんに乗田さんの絵を頂きました。
 



 

(乗田貞勝作 バリの夕陽)*滄雲さんの形見です。

その乗田さんともよきお付き合いをさせて頂いています。

その乗田さんの売れるキッカケも石川そう雲さんの一言でした。その話は、またの機会に   笑

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



 



















臆病さと弱さ


              朝の太宰府天満宮


福岡にたどり着いて初めての参拝でした。



2281歩 332-27


私は、臆病で弱い人間です。だからこそ未来のなるべく長い時間と広い空間を予測しようとします。


その臆病さを乗り越えて立ち向かう勇気こそ本物であると信じています。

 

天命を超えた行動で

  一灯を照らす

  その行動こそ天命也    

 

山田喜三郎先輩の「企業基本方針」 5つのポリシーにスポットを充てます(百田さん今でも存続していますかね年商 96億円のこの会社は?)。


1、        顧客を愛す


2、        人を愛す


3、        商品を愛す


4、        創造を愛す


5、        発展を愛す

 

山田社長は、1番から 5番の優先で循環する事を言われているのでしょう。

 

顧客⇒人⇒商品⇒創造⇒発展⇒顧客⇒人....

 

なるほどこのループがエンドレスならば企業は、生成発展を繰り返すでしょう。しかし私だけ(社員は違います)は、お客様第一主義ではありません。


顧客⇒でなく社員⇒顧客で始まります。私の心の中の顧客は、社員です(社員第一主義)。

 

ハルカびとたちは、 9年ほど一人も辞めていません。出社時間も決めていません。しかし 6時半に全員が揃います。


気のせいでなければ誰一人文句を言わずに明るく毎日ワクワクしています(気のせいかもしれませんが)

 

顧客を満足させるのは、社員です。不遇で会社に不満だらけのしらけた社員たちではどうにもなりません。


だから"利他の心"と同時に"自利(自愛)の心"を大切にしろと教えてきました。自分に惚れない人間に他人が惚れる訳がない。

 

私は、自己犠牲と言いながらも「Ⅰ love  me」 を社員に言い続けました。自分が惚れる商品と同様に自分自身にも惚れなければ売り込むことなどできません。

 

もっと言えば自分が好きでもない社長が稲盛塾長の「社員ぐらい惚れさせにゃ!!」など無理な話です。そんな人間を育てる事で業績をアップさせてきました。


そして社員の潜在的な才を顕在化することが繁栄の最短コースだと思っています。

 

しかし社員は、違います。そんなことを私が公言すれば甘え続けて自立できなくなります。とにかく一人で死ぬことを自覚させます。死を意識する人とそうでない人の人生観は、天地の差があります。

 

塾誌はここまでにして

 

若松ランナーの三回の感想の抜粋から考えて見ます。

―――――――――――――――――――――――――――――

ここ2年ほどで顧客の予算が激減したため業界の競争激化が尋常では無くなっています。やがてそうなるだろうと数年前から予測していたため、新たな市場創造に着手し、自身のドル箱を捨てる覚悟で業態を変え、価格破壊を自ら仕掛けて来ました。     若松哲司

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若松社長はドル箱事業を捨てる覚悟で新規事業に取り組んでこられたようです。

 

皆さん、ご存知の方もおられると思いますがレッドオーシャンとブルーオーシャンという考え方があります。


レッドオーシャン(競争商品)の値決めは、競争相手の価格に委ね、ブルーオーシャン(オンリーワン)は、価格が顧客の満足度に委ねます。

 

稲盛塾長は、「値決めは、経営」と言われます、その領域は、競争のないブルーオーシャンの話です。日本の 9割の会社が市場に振り回されています。要するに 9割越えの会社がこのレッドオーシャンで生きています。

 

そして経営学者は、オンリーワンを目指せと言われますが実情は、泥臭い気がします。武藤社長が飲み会の席で「どんなに儲からないモノでもすくい上げてきた」と言われました。


損得抜きで.....しかしなぜか会社が繁栄している。それこそが「イノベーションがコンビネーション」だと思います。

 

いきなり革新(イノベーション)が起こるわけではなく日々の小さな工夫の組み合わせが化学反応を起こします。そして過去を振り向けば別の姿である....


カツカレーは、カツもカレーも別の食い物....しかしカツをカレーにのせるとカツカレーになる。それがイノベーションの正体ではないでしょうか。

 

武藤社長が「よっしゃ」で引き受けたように得抜きで受け入れて損を収益が出るようにビジネスモデルとして....(走りながら収益を出すことなどは、武藤先輩は、天才性を持ち合わせておられる部分も多々有りますが。)

 

 

いきなりブルーオーシャンに飛び込める人間など稀有な存在です(あっても短期間に消滅します。)稲盛塾長でさえ"飛び石的な事業展開"は、生涯に一度か二度にしておけと警笛を鳴らされています。

 

 

~ブルーリバーとレッドオーシャン~

 

青い真水は川上です。川の長さは、時間です。川上の美味しい水が一番下の海で血で血を争うような(赤い水の海)に混じってしまいます(レッドオーシャン)

 

しかし青い真水と血の水が線引きされているわけではありません。赤と青の絵の具を混ぜれば紫になります。「レッドとブルーの境にパープルオーシャン(紫)がある気がします。横ばいの経営をしていれば時と共にレッド(血の海)に流されています。

 

その赤い血の海を川上へ泳いで昇ろうとする。いつのまにか水面に顔を出すとパープルの海になっている。またひたすら潜って泳ぐ....そうして水面に顔を出してみるとブルーリバー…… .イノベーションとは、日々の何気ない積み重ね的な創意工夫だと思います。

 

そんな理想を私は追い続けます。

 

しかし何もしないで安心しているとレッドオーシャン(競争社会)に流されてしまいます。自分の状況を鳥の目で見るように心がけます。

                  山中 康弘拝

 

 


 


 


 


 


 



























 
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